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日本発條の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、日本発條の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 日本発條はどんな会社か

日本発条(⁠ニッパツ)は、自動車の懸架ばね、シート、精密ばねなどの精密部品、HDD用サスペンション、産業機器などをつくる会社です。1936年に芝浦スプリング製作所として、自動車・車両用ばねの製造を目的に設立されました。

いまの状況:2026年4月に新しい「⁠ニッパツグループ企業理念」を定めました。

転機:1986〜1987年 米国に懸架ばねの合弁会社と、シートの合弁会社を設立します/1996年 長野県駒ヶ根市にHDD用サスペンションの工場を増設します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高8,169億円鉄鋼・金属製品製造業の上場143社中12位。
売上に対する経常利益の割合6.4%業界中央値5.8%並み。
売上の4年の伸び1.39倍業界中央値は1.15倍。
従業員数(⁠単体)5,350人4年で1.07倍。
30歳換算年収約658万円業界中央値は約496万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは日本発條の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 自動車の懸架ばねとシートだけでなく、HDD用サスペンションや半導体検査用プローブユニットもつくっています。
  • グループ経営方針に「⁠人の価値」「⁠社会的価値」「⁠経済的価値」「⁠製品の価値」の4つを掲げています。
  • 基本方針の一つは「⁠ちゃんと買って ちゃんと造って ちゃんと売る」です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

日本発條株式会社は、上場143社の中で売上12位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

日本発條三井金属DOWAホールディングス東洋製罐グループホールデ
売上高8,169億円7,585億円7,454億円9,632億円
利益率6.4%18.0%7.3%6.0%
4年の売上の伸び1.39倍1.20倍0.90倍1.17倍
30歳換算年収658万円677万円622万円579万円
月の残業未公表14.3時間未公表22.3時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

経営戦略と人事戦略を連動させ、取り組みの成果が経営方針の実現に結びつくよう2024年度に「⁠求める人材像」と「⁠目指す組織像」を、2025年度には「⁠ニッパツグループ人材育成方針」を制定しました。人一人の「⁠個の力」と個を活かす「⁠組織の力」を融合させ、多様な人材が成長とやりがいを感じ、誰もが持てる力を発揮できる組織風土を醸成していくことで人の価値の最大化に繋げてまいります。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・グローバル・品質

会社自身が挙げているリスク

世界経済の急激な変動、為替レートの変動、関税の引き上げ、新製品開発力、知的財産権の侵害、製品の品質不具合。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 懸架ばね事業:3,892人(⁠23%)
  • シート事業:4,227人(⁠25%)
  • 精密部品事業:3,356人(⁠20%)
  • DDS事業:2,622人(⁠15%)
  • 産業機器ほか事業:3,097人(⁠18%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
当社の課題は
会社自身は「⁠世界経済の急激な変動」「⁠為替レートの変動」「⁠関税の引き上げ」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠ニッパツグループ企業理念」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠世界経済の急激な変動」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い