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テイ・エス テックと日本発條の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はテイ・エス テックが約609万円、日本発條が約658万円。日本発條のほうが約49万円高い。
  • 売上高はテイ・エス テックが4,423億円、日本発條が8,169億円で、日本発條が約1.8倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはテイ・エス テックが1.26倍、日本発條が1.39倍で、勢いは日本発條が上。

数字で比べる

テイ・エス テック日本発條
働きやすさの点数66.6点(⁠A)74.1点(⁠S)
平均年収780万円(⁠41.4歳)853万円(⁠41.9歳)
30歳換算年収約609万円約658万円
月の平均残業16.1時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.1年17.7年
売上高4,423億円8,169億円
売上に対する利益の割合2.3%(⁠営業利益)6.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.26倍1.39倍
従業員数(⁠単体)1,649人5,350人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はテイ・エス テックが66.6点、日本発條が74.1点で、日本発條が上回る。

何で稼いでいるかの違い

テイ・エス テック

テイ・エス テックは、四輪車用シートと内装品、二輪車用シートなどをつくる会社です。本田技研工業がその他の関係会社で、事業上の関係が続いています。1954年に帝都布帛工業のシート部として二輪車用シートの製造を始めたのが起源です。

売上高は約4,423億円です。地域別のセグメントは、日本、米州、中国、アジア・欧州です。

日本発條

日本発条(⁠ニッパツ)は、自動車の懸架ばね、シート、精密ばねなどの精密部品、HDD用サスペンション、産業機器などをつくる会社です。1936年に芝浦スプリング製作所として、自動車・車両用ばねの製造を目的に設立されました。

売上高は約8,169億円です。事業は、懸架ばね(⁠コイルばね、スタビライザなど)、シート(⁠自動車用シート、機構部品)、精密部品(⁠モーターコア、ファスナーなど)、DDS(⁠HDD用サスペンション、半導体検査用プローブユニット)、産業機器ほかです。

歴史の違い

テイ・エス テック

  1. 1954年帝都布帛工業シート部として二輪車用シートの製造を始めます。
  2. 1960〜1963年東京シートとして分離独立し、四輪車用シートの製造を始めます。
  3. 1977〜1997年米国、フィリピン、タイ、カナダ、ブラジル、インドに会社をつくり、社名をテイ・エス テックに変えます。
  4. 2001〜2005年中国とインドネシアに合弁会社をつくります。

日本発條

  1. 1936〜1939年芝浦スプリング製作所として設立され、日本発条に社名を変えます。
  2. 1943年伊那工場で精密ばねの生産を始めます。
  3. 1961〜1964年シート専門工場をつくり、タイに合弁会社を設立します。
  4. 1986〜1987年米国に懸架ばねの合弁会社と、シートの合弁会社を設立します。

いま何に賭けているか

テイ・エス テック

経営理念は「⁠人材重視」「⁠喜ばれる企業」、2030年ビジョンは「⁠Innovative quality company -新たな価値を創造し続ける-」です。第15次中期経営計画は生産台数の減少や原材料価格の高騰で収益面に課題が残ったとし、第16次中期経営計画(⁠2027年3月期〜)で「⁠“稼ぐ力”を取り戻す」を方針に、営業利益率5.0%を目指しています。

日本発條

2026年4月に新しい「⁠ニッパツグループ企業理念」を定めました。「⁠2026中計」の基本方針は「⁠人を大切にする」「⁠社会へ貢献する」「⁠ちゃんと買って ちゃんと造って ちゃんと売る」です。2026年度はROE10%、売上高8,600億円を予想しています。会社は、材料開発、金属加工、熱処理、シミュレーション、接合をコア技術としています。

よくある質問

テイ・エス テックと日本発條はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はテイ・エス テックが約609万円、日本発條が約658万円。日本発條のほうが約49万円高い。
テイ・エス テックと日本発條はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はテイ・エス テックが66.6点、日本発條が74.1点で、日本発條が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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