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東プレと日本発條の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東プレが約586万円、日本発條が約658万円。日本発條のほうが約72万円高い。
  • 売上高は東プレが3,788億円、日本発條が8,169億円で、日本発條が約2.2倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東プレが9.4%、日本発條が6.4%で、東プレのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東プレ日本発條
働きやすさの点数65.5点(⁠A)74.1点(⁠S)
平均年収719万円(⁠39.4歳)853万円(⁠41.9歳)
30歳換算年収約586万円約658万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15年17.7年
売上高3,788億円8,169億円
売上に対する利益の割合9.4%(⁠経常利益)6.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.62倍1.39倍
従業員数(⁠単体)1,575人5,350人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは東プレが1.62倍、日本発條が1.39倍で、勢いは東プレが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東プレが65.5点、日本発條が74.1点で、日本発條が上回る。

何で稼いでいるかの違い

東プレ

東プレは、自動車のプレス部品、冷凍・冷蔵車、空調機器、電子機器をつくる会社です。1935年に東京で東京プレス工業として設立され、プレス加工から始まりました。

売上高は約3,788億円です。事業は、プレス関連製品(⁠プレス部品、金型)、定温物流関連(⁠冷凍・冷蔵車)、その他(⁠空調機器、電子機器、輸送)です。

日本発條

日本発条(⁠ニッパツ)は、自動車の懸架ばね、シート、精密ばねなどの精密部品、HDD用サスペンション、産業機器などをつくる会社です。1936年に芝浦スプリング製作所として、自動車・車両用ばねの製造を目的に設立されました。

売上高は約8,169億円です。事業は、懸架ばね(⁠コイルばね、スタビライザなど)、シート(⁠自動車用シート、機構部品)、精密部品(⁠モーターコア、ファスナーなど)、DDS(⁠HDD用サスペンション、半導体検査用プローブユニット)、産業機器ほかです。

歴史の違い

東プレ

  1. 1935年東京都江東区で東京プレス工業を設立し、プレス加工を始めます。
  2. 1968〜1970年冷凍・冷蔵車業界と空調機器業界に進出します。
  3. 1983〜1985年電子機器業界に進出し、社名を東プレに変えます。
  4. 2002〜2017年米国、中国、タイ、メキシコ、インドにプレス部品の会社をつくります。

日本発條

  1. 1936〜1939年芝浦スプリング製作所として設立され、日本発条に社名を変えます。
  2. 1943年伊那工場で精密ばねの生産を始めます。
  3. 1961〜1964年シート専門工場をつくり、タイに合弁会社を設立します。
  4. 1986〜1987年米国に懸架ばねの合弁会社と、シートの合弁会社を設立します。

いま何に賭けているか

東プレ

東プレグループの使命は「⁠卓越した技術を駆使して製品・サービスを創造し、社会に貢献すること」です。2035年に創立100周年を迎えます。会社は、一部の自動車メーカーが電動化の投資や戦略を見直す動きに柔軟に対応するとし、冷凍車ではカーボンニュートラルや電動車両への対応が喫緊の課題だとしています。

日本発條

2026年4月に新しい「⁠ニッパツグループ企業理念」を定めました。「⁠2026中計」の基本方針は「⁠人を大切にする」「⁠社会へ貢献する」「⁠ちゃんと買って ちゃんと造って ちゃんと売る」です。2026年度はROE10%、売上高8,600億円を予想しています。会社は、材料開発、金属加工、熱処理、シミュレーション、接合をコア技術としています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東プレ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東プレのほうが景気の波に強い。

よくある質問

東プレと日本発條はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東プレが約586万円、日本発條が約658万円。日本発條のほうが約72万円高い。
東プレと日本発條はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東プレが65.5点、日本発條が74.1点で、日本発條が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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