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横浜ゴムの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、横浜ゴムの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 横浜ゴムはどんな会社か

横浜ゴムは、乗用車用・トラック用などのタイヤと、農業・林業・建設機械用などのオフハイウェイタイヤ(⁠OHT)、コンベヤベルトやホース・マリンホースなどの工業品(⁠MB)をつくる会社です。1917年に横濱電線製造(⁠今の古河電気工業)と米国BFグッドリッチ社の合弁で設立されました。

いまの状況:中期経営計画「⁠Yokohama Transformation 2026(⁠YX2026)」で、変革の「⁠総仕上げ」と「⁠Hockey Stick Growth」(⁠うなぎ昇りの成長)を目指しています。

転機:1996〜2008年 フィリピン、タイ、中国、インド、ロシアにタイヤ製造会社をつくります/2009年 タイに総合タイヤプルービンググラウンドを建設し、国内の市販用タイヤ販売会社19社を合併します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.23兆円プラスチック・ゴム製品製造業の上場16社中3位。
売上に対する税引前利益の割合12.7%業界中央値9.2%より3.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.84倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)5,559人4年で1.06倍。
30歳換算年収約544万円業界中央値は約538万円。
月の平均残業28時間業界中央値は12.7時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは横浜ゴムの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • オフハイウェイタイヤ(⁠OHT)の市場成長率は年6%と見込まれ、そのうち約40%を占める農業・林業用機械向けタイヤでトップシェアだとしています。
  • 新興タイヤメーカーのコスト競争力に対抗するため、1年で工場を立ち上げる「⁠1年工場」に挑戦しています。中国の新杭州工場では着工から試作タイヤの生産開始までを11カ月で達成しました。
  • 消費財タイヤでは、プレミアムカーへの新車装着とモータースポーツへの参戦で高付加価値品の比率を高めるとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

横浜ゴム株式会社は、上場16社の中で売上3位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

横浜ゴム住友ゴム工業積水化学工業住友理工
売上高1.23兆円1.21兆円1.31兆円6,532億円
利益率12.7%(⁠税引前)6.4%(⁠税引前)9.0%(⁠経常)5.6%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.84倍1.29倍1.13倍1.46倍
30歳換算年収544万円535万円695万円600万円
月の残業28時間23.8時間20.3時間19.6時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・挑戦

会社自身が挙げているリスク

人権侵害。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
当社の課題は
会社自身は「⁠人権侵害」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Yokohama Transformation 2026(⁠YX2026)」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠人権侵害」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い