トップ › 会社比較 › 自動車部品・タイヤ › 横浜ゴムとカヤバ

横浜ゴムとカヤバの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は横浜ゴムが約544万円、カヤバが約547万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は横浜ゴムが28時間、カヤバが18.6時間。カヤバのほうが月9.4時間少ない。
  • 売上高は横浜ゴムが1.23兆円、カヤバが4,815億円で、横浜ゴムが約2.6倍の規模。

数字で比べる

横浜ゴムカヤバ
働きやすさの点数56.2点(⁠B)63.9点(⁠A-)
平均年収693万円(⁠41.1歳)709万円(⁠41.9歳)
30歳換算年収約544万円約547万円
月の平均残業28時間18.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.6年17.2年
売上高1.23兆円4,815億円
売上に対する利益の割合12.7%(⁠税引前利益)7.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.84倍1.24倍
従業員数(⁠単体)5,559人4,414人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は横浜ゴムが12.7%、カヤバが7.3%で、横浜ゴムのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは横浜ゴムが1.84倍、カヤバが1.24倍で、勢いは横浜ゴムが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は横浜ゴムが56.2点、カヤバが63.9点で、カヤバが上回る。

何で稼いでいるかの違い

横浜ゴム

横浜ゴムは、乗用車用・トラック用などのタイヤと、農業・林業・建設機械用などのオフハイウェイタイヤ(⁠OHT)、コンベヤベルトやホース・マリンホースなどの工業品(⁠MB)をつくる会社です。1917年に横濱電線製造(⁠今の古河電気工業)と米国BFグッドリッチ社の合弁で設立されました。

売上高は約1.23兆円です。事業は、タイヤ(⁠消費財、生産財のOHTなど)、MB(⁠コンベヤベルト、ホース、防舷材、航空部品など)、その他の3つです。

カヤバ

カヤバ(⁠KYB)は、自動車・二輪車用の油圧緩衝器、建設機械向けの産業用油圧機器、航空機用の離着陸装置などをつくる会社です。1919年に萱場資郎が萱場発明研究所を創業し、航空機用の油圧緩衝脚などをつくったのが始まりです。

売上高は約4,815億円です。事業は、AC(⁠四輪車・二輪車用油圧緩衝器、油圧機器)、HC(⁠建設機械向けの産業用油圧機器)、航空機器(⁠離着陸装置、操舵装置など)、特装車両などです。

歴史の違い

横浜ゴム

  1. 1917年横濱電線製造とBFグッドリッチ社の折半出資で、横濱護謨製造が横浜に設立されます。
  2. 1963年社名を横浜ゴムに変えます。
  3. 1969〜1989年米国にタイヤ販売会社をつくり、米国のタイヤ製造会社モホーク ラバーを買収します。
  4. 1996〜2008年フィリピン、タイ、中国、インド、ロシアにタイヤ製造会社をつくります。

カヤバ

  1. 1919〜1935年萱場資郎が萱場発明研究所を創業し、航空機用の油圧緩衝脚やカタパルトを製作して、株式会社萱場製作所を創立します。
  2. 1948年企業再建整備法による第二会社として萱場工業を設立します。
  3. 1974〜1996年米国、インドネシア、スペイン、マレーシア、ドイツ、タイに会社をつくります。
  4. 1985年社名をカヤバ工業に変えます。

いま何に賭けているか

横浜ゴム

中期経営計画「⁠Yokohama Transformation 2026(⁠YX2026)」で、変革の「⁠総仕上げ」と「⁠Hockey Stick Growth」(⁠うなぎ昇りの成長)を目指しています。2026年度の目標は売上収益1兆3,000億円、事業利益1,880億円、事業利益率14.5%です。

カヤバ

経営理念は「⁠人々の暮らしを安全・快適にする技術や製品を提供し、社会に貢献するカヤバグループ」です。2025年に創立90周年を迎え、「⁠KYB GROUP VISION 2035」を掲げています。会社は、EV市場拡大のスピードに変化が生じ、建設機械市場では無人化や省エネ化が広がりつつあるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい横浜ゴム。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い横浜ゴムのほうが景気の波に強い。

よくある質問

横浜ゴムとカヤバはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は横浜ゴムが約544万円、カヤバが約547万円。ほぼ同じ水準。
横浜ゴムとカヤバはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は横浜ゴムが28時間、カヤバが18.6時間。カヤバのほうが月9.4時間少ない。
横浜ゴムとカヤバはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は横浜ゴムが56.2点、カヤバが63.9点で、カヤバが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく