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横浜ゴムとTOYO TIREの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は横浜ゴムが約544万円、TOYO TIREが約544万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は横浜ゴムが28時間、TOYO TIREが28時間。大きな差はない。
  • 売上高は横浜ゴムが1.23兆円、TOYO TIREが5,949億円で、横浜ゴムが約2.1倍の規模。

数字で比べる

横浜ゴムTOYO TIRE
働きやすさの点数56.2点(⁠B)52.4点(⁠B)
平均年収693万円(⁠41.1歳)688万円(⁠40.8歳)
30歳換算年収約544万円約544万円
月の平均残業28時間28時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.6年13.1年
売上高1.23兆円5,949億円
売上に対する利益の割合12.7%(⁠税引前利益)17.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.84倍1.51倍
従業員数(⁠単体)5,559人3,766人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは横浜ゴムが1.84倍、TOYO TIREが1.51倍で、勢いは横浜ゴムが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は横浜ゴムが56.2点、TOYO TIREが52.4点で、横浜ゴムが上回る。

何で稼いでいるかの違い

横浜ゴム

横浜ゴムは、乗用車用・トラック用などのタイヤと、農業・林業・建設機械用などのオフハイウェイタイヤ(⁠OHT)、コンベヤベルトやホース・マリンホースなどの工業品(⁠MB)をつくる会社です。1917年に横濱電線製造(⁠今の古河電気工業)と米国BFグッドリッチ社の合弁で設立されました。

売上高は約1.23兆円です。事業は、タイヤ(⁠消費財、生産財のOHTなど)、MB(⁠コンベヤベルト、ホース、防舷材、航空部品など)、その他の3つです。

TOYO TIRE

TOYO TIREは、乗用車用・ライトトラック用・トラック・バス用のタイヤと、自動車用防振ゴムなどの自動車部品をつくる会社です。1945年に東洋紡績系のゴム会社などが合併して東洋ゴム工業として設立され、2019年に社名を変えました。

売上高は約5,949億円です。事業は、タイヤと自動車部品の2つです。米国向けにはToyo TireとNitto Tireの販売会社があります。

歴史の違い

横浜ゴム

  1. 1917年横濱電線製造とBFグッドリッチ社の折半出資で、横濱護謨製造が横浜に設立されます。
  2. 1963年社名を横浜ゴムに変えます。
  3. 1969〜1989年米国にタイヤ販売会社をつくり、米国のタイヤ製造会社モホーク ラバーを買収します。
  4. 1996〜2008年フィリピン、タイ、中国、インド、ロシアにタイヤ製造会社をつくります。

TOYO TIRE

  1. 1945年東洋紡績が設立した東洋ゴム化工と平野護謨製造所が合併し、東洋ゴム工業が設立されます。
  2. 1966年業界に先駆けて米国でタイヤの販売会社を設立します。
  3. 2004年米国ジョージア州にタイヤの生産子会社を設立します。
  4. 2018〜2019年三菱商事と資本業務提携を結び、社名をTOYO TIREに変えます。

いま何に賭けているか

横浜ゴム

中期経営計画「⁠Yokohama Transformation 2026(⁠YX2026)」で、変革の「⁠総仕上げ」と「⁠Hockey Stick Growth」(⁠うなぎ昇りの成長)を目指しています。2026年度の目標は売上収益1兆3,000億円、事業利益1,880億円、事業利益率14.5%です。

TOYO TIRE

中期経営計画「⁠中計’21」の経営指標は概ね達成し、2025年度の連結営業利益率は16.4%(⁠目標14%超)、連結営業利益は974億円(⁠目標600億円)、重点商品販売構成比率は72%(⁠目標55%超)でした。今後はDXやAIを使った業務改革と生産性向上を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい横浜ゴム。

よくある質問

横浜ゴムとTOYO TIREはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は横浜ゴムが約544万円、TOYO TIREが約544万円。ほぼ同じ水準。
横浜ゴムとTOYO TIREはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は横浜ゴムが28時間、TOYO TIREが28時間。大きな差はない。
横浜ゴムとTOYO TIREはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は横浜ゴムが56.2点、TOYO TIREが52.4点で、横浜ゴムが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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