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セガサミーホールディングスとコーエーテクモホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゲームの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はセガサミーホールディングスが約665万円、コーエーテクモホールディングスが約746万円。コーエーテクモホールディングスのほうが約81万円高い。
  • 月の平均残業はセガサミーホールディングスが12.9時間、コーエーテクモホールディングスが33.5時間。セガサミーホールディングスのほうが月20.6時間少ない。
  • 売上高はセガサミーホールディングスが4,875億円、コーエーテクモホールディングスが884億円で、セガサミーホールディングスが約5.5倍の規模。

数字で比べる

セガサミーホールディングスコーエーテクモホールディングス
働きやすさの点数56.3点(⁠B)61.2点(⁠A-)
平均年収884万円(⁠43.1歳)904万円(⁠38.8歳)
30歳換算年収約665万円約746万円
月の平均残業12.9時間33.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数4.3年10.3年
売上高4,875億円884億円
売上に対する利益の割合11.1%(⁠経常利益)64.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.52倍1.21倍
従業員数(⁠単体)408人121人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はセガサミーホールディングスが11.1%、コーエーテクモホールディングスが64.5%で、コーエーテクモホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはセガサミーホールディングスが1.52倍、コーエーテクモホールディングスが1.21倍で、勢いはセガサミーホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はセガサミーホールディングスが56.3点、コーエーテクモホールディングスが61.2点で、コーエーテクモホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

セガサミーホールディングス

セガサミーホールディングスは、ゲームのセガ、パチスロ・パチンコ機のサミー、アニメのトムス・エンタテインメント、カジノ機器やオンラインゲーミングなどの事業を持つ持株会社です。2004年にセガとサミーが経営統合して設立されました。

売上の約68%がエンタテインメントコンテンツ事業(⁠コンシューマゲーム、アミューズメント機器、アニメ、玩具)で、セグメント利益率は約11%です。

コーエーテクモホールディングス

コーエーテクモホールディングスは、「⁠信長の野望」「⁠三國志」などの歴史シミュレーションや「⁠無双」シリーズで知られる光栄と、テクモが2009年に経営統合してできたゲーム会社の持株会社です。光栄は1978年に染料などの販売会社として設立され、パソコンソフトの開発に進みました。

売上の約93%がエンタテインメント事業(⁠ゲームなどのコンテンツの開発・販売)で、セグメント利益率は約45%です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • ゲーム会社は、家庭用・PC・モバイルのゲームソフトの販売や配信・運営で稼ぎます。任天堂はゲーム専用機のハードも自ら開発・製造し、ネクソンはオンラインゲームを長期間運用するモデルです。
  • ゲーム以外の柱を持つ会社も多く、バンダイナムコは玩具・ホビー、セガサミーはパチスロ・パチンコ機、コナミはスポーツクラブ、スクウェア・エニックスはコミックの出版、カプコンは遊技機も手がけています。

会社を見分ける軸

  • 利益率は同じ種類の利益で比べる:経常利益ではカプコン約37.9%、任天堂約23.4%、スクウェア・エニックス約21.7%、バンダイナムコホールディングス約15.0%、セガサミーホールディングス約11.1%です。税引前利益ではネクソン約29.6%、コナミグループ約28.5%でした。このほか、コーエーテクモ約64.5%(⁠経常利益)、MIXI約14.4%(⁠経常利益)、ガンホー・オンライン・エンターテイメント約7.3%(⁠経常利益)です。
  • ゲーム事業の利益率:カプコンのデジタルコンテンツ事業はセグメント利益率約49%、コナミのデジタルエンタテインメント事業は約37%、スクウェア・エニックスのデジタルエンタテインメント事業は約25%です。

歴史の違い

セガサミーホールディングス

  1. 2004年セガとサミーが経営統合し、セガサミーホールディングスを設立します。
  2. 2005年トムス・エンタテインメントを子会社にします。
  3. 2007年サミーがタイヨーエレックを子会社にします。
  4. 2012年フェニックスリゾートを子会社にします。

コーエーテクモホールディングス

  1. 1978年光栄を設立し、染料などの販売を始めます。
  2. 1980年光栄がパソコンの販売と業務用特注ソフトの開発を始めます。
  3. 2009年光栄とテクモが経営統合し、持株会社を設立します。
  4. 2011年ガストを完全子会社にします。

いま何に賭けているか

セガサミーホールディングス

Mission/Purposeは「⁠Captivate the World 感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~」です。2030年に目指す姿の実現に向けた長期ビジョンを策定し、変革を起こし続ける「⁠Be a Game Changer」を掲げています。

コーエーテクモホールディングス

ビジョンは「⁠世界No.1のデジタルエンタテインメントカンパニー」です。第4次中期経営計画で「⁠成長のための基盤づくり」をテーマに、3カ年累計の営業利益1,000億円以上と、単年度の営業利益400億円の達成への再挑戦を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならコーエーテクモホールディングス、時間のゆとりを取るならセガサミーホールディングス。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいセガサミーホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いコーエーテクモホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

セガサミーホールディングスとコーエーテクモホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はセガサミーホールディングスが約665万円、コーエーテクモホールディングスが約746万円。コーエーテクモホールディングスのほうが約81万円高い。
セガサミーホールディングスとコーエーテクモホールディングスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はセガサミーホールディングスが12.9時間、コーエーテクモホールディングスが33.5時間。セガサミーホールディングスのほうが月20.6時間少ない。
セガサミーホールディングスとコーエーテクモホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はセガサミーホールディングスが56.3点、コーエーテクモホールディングスが61.2点で、コーエーテクモホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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