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オリックスとJA三井リースの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。リースの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業はオリックスが6.2時間、JA三井リースが12.9時間。オリックスのほうが月6.7時間少ない。
  • 売上高はオリックスが3.33兆円、JA三井リースが6,481億円で、オリックスが約5.1倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数はオリックスが79点、JA三井リースが60.5点で、オリックスが上回る。

数字で比べる

オリックスJA三井リース
働きやすさの点数79点(S)60.5点(⁠A-)
平均年収1,040万円(⁠44.2歳)—
30歳換算年収約764万円—
月の平均残業6.2時間12.9時間
有給取得率未公表74%
平均勤続年数17.8年10.8年
売上高3.33兆円6,481億円
売上に対する利益の割合20.8%(⁠税引前利益)-19.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.33倍1.41倍
従業員数(⁠単体)3,016人739人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

オリックス

オリックスは、1964年にオリエント・リースとして創立されたリース会社から始まり、今は法人向け金融、不動産、事業投資・コンセッション、環境エネルギー、生命保険、銀行、航空機・船舶、海外事業まで手がける金融サービスグループです。

法人営業・メンテナンスリース(⁠自動車、電子計測器・ICT機器のリース・レンタル)、不動産(⁠開発・賃貸・施設運営、大京)、事業投資・コンセッションが国内の柱です。

JA三井リース

JA三井リースは、機械設備などのリース・割賦と、ファイナンスを主な事業とするリース会社です。農林中央金庫と三井物産を株主に持ち、米国、シンガポール、マレーシアなどにも拠点を持っています。2008年に協同リースと三井リース事業の共同持株会社として設立されました。

売上の約90%がリース・割賦事業で、セグメント利益率は約7.1%です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • リース会社は、企業が使う機械・設備などを買って貸す「⁠リース」で稼いできましたが、今は航空機・海上コンテナ・船舶・不動産・再生可能エネルギーなど、世界のアセットを扱う事業が利益の柱になっています。
  • 多くのリース会社は銀行や商社の流れをくみます。三井住友ファイナンス&リースはSMBCと住友商事、三菱HCキャピタルはMUFGと三菱商事、東京センチュリーは伊藤忠商事、みずほリースはみずほと丸紅、芙蓉総合リースは芙蓉グループ、JA三井リースは農林中央金庫と三井物産、リコーリースはリコーとの関係が深い会社です。

会社を見分ける軸

  • 利益率は同じ種類の利益で比べる:経常利益では東京センチュリー約11.2%、三菱HCキャピタル約10.7%、三井住友ファイナンス&リース約7.3%、みずほリース約7.0%、リコーリース約6.2%、芙蓉総合リース約4.8%です。JA三井リースは海外子会社の貸倒損失で経常赤字でした。オリックスは税引前利益が基準で約20.8%でした。
  • 何が稼ぎ頭か:三菱HCキャピタルと三井住友ファイナンス&リースは航空機リース、東京センチュリーは船舶・航空機・不動産のスペシャルティ事業が利益の最大の柱です。

歴史の違い

オリックス

  1. 1964年三商社・五銀行を株主として、オリエント・リースが大阪で設立されます。
  2. 1971年香港に現地法人を設立し、海外に進出します。
  3. 1973年オリエント・オート・リース(⁠今のオリックス自動車)を設立します。
  4. 1981年米国に現地法人を設立します。

JA三井リース

  1. 2008年協同リースと三井リース事業の共同持株会社として設立し、同年に両社を吸収合併します。
  2. 2009年農林中央金庫と三井物産を引受先とする第三者割当増資を行います。
  3. 2011年シンガポールに現地法人を設立します。
  4. 2015年米国に持株会社を設立します。

いま何に賭けているか

オリックス

Purposeは「⁠変化に挑み、柔軟な発想と知の融合で、未来をひらくインパクトを。」です。成長戦略「⁠ORIX Group Growth Strategy 2035」で、テクノロジーの進化(⁠PATHWAYS)、人口増加・動態変化(⁠GROWTH)、地球温暖化・限りある資源(⁠IMPACT)の3つを戦略的投資領域にしています。

JA三井リース

経営理念は「⁠Real Challenge, Real Change」です。海外子会社の多額の貸倒損失で財務基盤に影響が出たことを受け、2026年度から2030年度までの「⁠経営基盤強化5カ年計画『⁠Sustainable Evolution』」を策定し、財務基盤の安定と成長施策の見直しに取り組んでいます。

よくある質問

オリックスとJA三井リースはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はオリックスが6.2時間、JA三井リースが12.9時間。オリックスのほうが月6.7時間少ない。
オリックスとJA三井リースはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はオリックスが79点、JA三井リースが60.5点で、オリックスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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