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オリックスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、オリックスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. オリックスはどんな会社か

オリックスは、リース会社として始まり、今は不動産、銀行、生命保険、再生可能エネルギー、空港などの運営、企業への投資まで手がける、ほかに例の少ない「⁠何でもやる金融サービス会社」です。

いまの状況:成長戦略「⁠ORIX Group Growth Strategy 2035」で、テクノロジーの進化、世界の人口動態の変化、地球温暖化・資源問題の3つを投資の重点領域にしています。

転機:1991〜1999年 生命保険会社を設立し、山一信託銀行(⁠今のオリックス銀行)を買収、不動産会社も設立して、リース以外の事業を広げます/2006〜2010年代 アメリカの投資銀行や資産運用会社などを買収し、海外の金融・投資事業を大きくします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3.33兆円金融・保険業の上場181社中11位。
売上に対する税引前利益の割合20.8%業界中央値18.4%より2.3ポイント高い。
売上の4年の伸び1.33倍業界中央値は1.49倍。
従業員数(⁠単体)3,016人4年で1.02倍。
30歳換算年収約764万円業界中央値は約588万円。
月の平均残業6.2時間業界中央値は10.3時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはオリックスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • オリックスは会社や不動産に自ら投資し、運営して価値を上げる「⁠事業価値創造モデル」を持っています。自ら管理・運営してきた資産を、第三者のお金でファンドにして、引き続き運営で手数料を得る形もとっています。
  • 事業は、法人向けリース、不動産(⁠大京など)、空港などの運営権(⁠コンセッション)、再エネ、生命保険、銀行、航空機・船舶、アメリカ・欧州・アジアと10以上に分かれ、社員約3.7万人は不動産(⁠約9,200人)と事業投資(⁠約7,800人)に多くいます。
  • 2035年3月期にROE15%、純利益1兆円を目標にしています。税引前利益率は約20.8%で、月の平均残業は約6時間です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

オリックス株式会社は、様々な事業を主力とする会社。上場181社の中で売上11位の大手。今は「⁠事業価値創造」「⁠顧客課題解決」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

オリックス三井住友トラストグループソニーフィナンシャルグルゆうちょ銀行
売上高3.33兆円2.98兆円2.87兆円2.85兆円
利益率20.8%(⁠税引前)13.5%(⁠経常)2.9%(⁠経常)26.6%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.33倍2.13倍1.31倍1.44倍
30歳換算年収764万円973万円907万円518万円
月の残業6.2時間未公表未公表6.3時間

求める人物像

今後もさまざまな分野で持続的な事業成長を実現するためには、多様な人材がそれぞれの経験やスキルを持ち寄り、イノベーションの創出につながる「⁠知の融合」を加速させる必要があります。持続的な事業成長のためには、コアバリューの浸透とコアケイパビリティの強化を実現する土台として、多様な人材が活躍できる職場づくりが不可欠です。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・多様性・創造・変革・挑戦

会社自身が挙げているリスク

コーポレート・ガバナンスの状況等、コーポレート・ガバナンスの概要 5)全社的、気候変動による影響 気候変動による物理的、ビジネス、デリバティブ取引、流動性。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠事業価値創造」「⁠顧客課題解決」。
当社の課題は
会社自身は「⁠コーポレート・ガバナンスの状況等」「⁠コーポレート・ガバナンスの概要 5)全社的」「⁠気候変動による影響 気候変動による物理的」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠ORIX Group Growth Strategy 2035」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年6月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠コーポレート・ガバナンスの状況等」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い