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SBI新生銀行と大垣共立銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。銀行グループ(⁠地銀・信託ほか)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はSBI新生銀行が約649万円、大垣共立銀行が約557万円。SBI新生銀行のほうが約92万円高い。
  • 月の平均残業はSBI新生銀行が20.9時間、大垣共立銀行が14.7時間。大垣共立銀行のほうが月6.2時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はSBI新生銀行が71%、大垣共立銀行が77.6%。

数字で比べる

SBI新生銀行大垣共立銀行
働きやすさの点数54.3点(⁠B)62.4点(⁠A-)
平均年収856万円(⁠42.7歳)681万円(⁠39.2歳)
30歳換算年収約649万円約557万円
月の平均残業20.9時間14.7時間
有給取得率71%77.6%
平均勤続年数11.3年17.6年
売上高7,741億円1,766億円
売上に対する利益の割合15.9%(⁠経常利益)12.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.07倍1.53倍
従業員数(⁠単体)2,419人2,324人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はSBI新生銀行が7,741億円、大垣共立銀行が1,766億円で、SBI新生銀行が約4.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はSBI新生銀行が15.9%、大垣共立銀行が12.5%で、SBI新生銀行のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはSBI新生銀行が2.07倍、大垣共立銀行が1.53倍で、勢いはSBI新生銀行が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はSBI新生銀行が54.3点、大垣共立銀行が62.4点で、大垣共立銀行が上回る。

何で稼いでいるかの違い

SBI新生銀行

SBI新生銀行は、SBIホールディングスの子会社の銀行です。法人向けの金融、ストラクチャードファイナンス、昭和リース、個人向けのリテールバンキング、カードローン「⁠レイク」(⁠新生フィナンシャル)、アプラスなどの事業を持っています。1952年に設立された日本長期信用銀行が前身です。

法人業務(⁠法人営業、不動産・プロジェクトファイナンスなどのストラクチャードファイナンス、プライベートエクイティ、金融市場、昭和リース)が一つの柱です。

大垣共立銀行

大垣共立銀行は、岐阜県大垣市に本店を置く銀行です。本支店122か店、出張所35か店を持ち、リース、信用保証、証券、クレジットカード、ベンチャーキャピタルなどの子会社もあります。1896年に旧第百二十九国立銀行の業務を引き継いで設立されました。

セグメントの収益で見ると、約74%が銀行業、約26%がリース業、約1%が信用保証業です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • このグループには、県を地盤とする地方銀行(⁠千葉、群馬、八十二長野、七十七、北洋、大垣共立)とその持株会社(⁠ふくおか、横浜、山口)、ノンバンク事業を多く持つSBI新生銀行、ATMが中核のセブン銀行、信託の三井住友トラスト、インターネット銀行の楽天銀行と、形の違う銀行が並んでいます。
  • 地方銀行では、県を越えた経営統合や提携が進んでいます。群馬銀行は第四北越フィナンシャルグループと経営統合し、八十二長野銀行は静岡銀行・山梨中央銀行と提携しています。

会社を見分ける軸

  • 利益率(⁠すべて経常利益):楽天銀行約40.3%、七十七銀行約37.2%、群馬銀行約32.0%、横浜フィナンシャルグループ約31.6%、千葉銀行約31.2%、八十二長野銀行約26.7%、ふくおかフィナンシャルグループ約19.4%、山口フィナンシャルグループ約17.2%、北洋銀行約15.9%、SBI新生銀行約15.9%、セブン銀行約13.7%、三井住友トラストグループ約13.5%、大垣共立銀行約12.5%です。銀行の「⁠売上」は経常収益です。このほか、あおぞら銀行約11.2%(⁠経常利益)です。
  • 店舗の形:楽天銀行は店舗を持たないインターネット銀行、セブン銀行はセブン-イレブンなどのATMネットワークが中心です。

歴史の違い

SBI新生銀行

  1. 1952年長期信用銀行法に基づき、日本長期信用銀行が設立されます。
  2. 1998年金融再生法に基づく特別公的管理が始まり、上場廃止となります。
  3. 2000年特別公的管理が終わり、社名を新生銀行に変えます。
  4. 2004年普通銀行に転換し、アプラスを子会社にします。

大垣共立銀行

  1. 1896年旧第百二十九国立銀行の業務を引き継ぎ、大垣市に設立されます。
  2. 1973年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 1994年CD・ATMの年中無休稼働(⁠エブリデーバンキング)を始めます。
  4. 1998年全国の金融機関で初めての年中無休の窓口営業を、岐阜市の出張所で始めます。

いま何に賭けているか

SBI新生銀行

2025年度から2027年度の中期経営計画で、中期ビジョン「⁠次世代の金融、共に築き切り拓く未来」を掲げ、「⁠次世代金融」「⁠第4のメガバンクの中核」「⁠持続的な成長の実現」「⁠公的資金完済の早期実現」を目指しています。

大垣共立銀行

経営の基本理念は「⁠地域に愛され、親しまれ、信頼される銀行」です。地域と共に歩む銀行として地域社会の発展に貢献し、株主・投資家にとって魅力ある企業集団を目指すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならSBI新生銀行、時間のゆとりを取るなら大垣共立銀行。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいSBI新生銀行。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いSBI新生銀行のほうが景気の波に強い。

よくある質問

SBI新生銀行と大垣共立銀行はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はSBI新生銀行が約649万円、大垣共立銀行が約557万円。SBI新生銀行のほうが約92万円高い。
SBI新生銀行と大垣共立銀行はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はSBI新生銀行が20.9時間、大垣共立銀行が14.7時間。大垣共立銀行のほうが月6.2時間少ない。
SBI新生銀行と大垣共立銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はSBI新生銀行が54.3点、大垣共立銀行が62.4点で、大垣共立銀行が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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