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イオン九州とマックスバリュ東海の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品スーパーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はイオン九州が約332万円、マックスバリュ東海が約433万円。マックスバリュ東海のほうが約101万円高い。
  • 売上高はイオン九州が5,206億円、マックスバリュ東海が3,850億円で、イオン九州が約1.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はイオン九州が2.2%、マックスバリュ東海が3.6%で、差は小さい。

数字で比べる

イオン九州マックスバリュ東海
働きやすさの点数43.3点(⁠C)42.4点(⁠C)
平均年収481万円(⁠47歳)574万円(⁠43歳)
30歳換算年収約332万円約433万円
月の平均残業未公表9.2時間
有給取得率未公表69.6%
平均勤続年数11年9.2年
売上高5,206億円3,850億円
売上に対する利益の割合2.2%(⁠経常利益)3.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び—1.08倍
従業員数(⁠単体)5,316人2,457人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はイオン九州が43.3点、マックスバリュ東海が42.4点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

イオン九州

イオン九州は、イオングループの九州地区の中核企業として、総合スーパー(⁠GMS)、スーパーマーケット・ディスカウントストア、ホームセンターなどを展開する小売会社です。親会社はイオンです。1972年にジャスコなどの出資で福岡ジャスコとして設立されました。

「⁠SM・DS、GMS」以外の事業は重要性が乏しいとしてセグメント情報を載せておらず、セグメント別の売上・利益は、この表には載っていません。

マックスバリュ東海

マックスバリュ東海は、イオングループのスーパーマーケット事業の東海地区の中核企業で、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、神奈川県、山梨県に食品スーパーマーケットを展開しています。親会社はイオンです。前身は静岡県熱海市で始まった八百半(⁠のちのヤオハン)です。

食品スーパーマーケット事業が中心で、セグメント別の売上・利益は、この表には載っていません。

この業界の稼ぎ方の基本

  • 食品スーパーは、生鮮食品を中心に日々の食料品を売ります。地域ごとに基盤を持つ会社が多く、ライフ(⁠首都圏・近畿圏)、USMH(⁠首都圏)、ベルク(⁠埼玉県中心)、イズミ(⁠広島県が本拠で西日本)、フジ(⁠愛媛県が本拠)、アークス(⁠北海道発)、イオン九州(⁠九州)、イオン北海道(⁠北海道)、マックスバリュ東海(⁠東海)、ハローズ(⁠瀬戸内)、オークワ(⁠和歌山)です。
  • 持株会社の下に複数のスーパーが集まる形(⁠USMH、アークス)もあります。USMHはイオンと丸紅が設立に加わり、イオン九州・イオン北海道・マックスバリュ東海はイオンの子会社です。ベルクもイオンと業務・資本提携しています。

会社を見分ける軸

  • 利益率(⁠経常利益):ハローズ約5.6%、イズミ約4.8%、ベルク約4.4%、マックスバリュ東海約3.6%、ライフ約3.1%、アークス約3.1%、イオン九州約2.2%、イオン北海道約2.1%、フジ約1.6%、オークワ約0.8%、USMH約0.5%です。11社とも経常利益が基準です。
  • 食品以外も売るか:イズミはショッピングセンター「⁠ゆめタウン」で衣料品や住居関連品も売り、クレジットなどの小売周辺事業の利益率は約36%でした。ベルクは惣菜を自社グループで製造しています。

歴史の違い

イオン九州

  1. 1972年ジャスコなどの出資で福岡ジャスコを設立します。
  2. 1989年社名を九州ジャスコに変えます。
  3. 2003年ホームワイドと合併し、社名をイオン九州に変えます。
  4. 2020年マックスバリュ九州、イオンストア九州と合併します。

マックスバリュ東海

  1. 1948年熱海市で開業した八百半商店を改組し、株式会社八百半商店を設立します。
  2. 1991年社名をヤオハンジャパンに変えます。
  3. 1997年会社更生手続の開始を申し立て、海外事業からすべて撤退します。
  4. 2000年更生計画に基づき、ジャスコ(⁠今のイオン)の100%子会社になります。

いま何に賭けているか

イオン九州

「⁠すべてはお客さまのために」を原点に、九州の成長とくらしの豊かさに貢献することを基本方針としています。九州を基盤とする企業とのアライアンスでシェアを広げており、2025年に長崎市内を中心にスーパーを展開するジョイフルサンを子会社にし、2026年に合併しました。中期経営計画の最終年度となる2026年度のROE目標は10%です。

マックスバリュ東海

企業理念は「⁠何よりもお客さまの利益を優先しよう。」です。売上高営業利益率4%以上、ROE10%以上を目標とし、事業部制を生かした地域密着経営と新規出店を進めています。

よくある質問

イオン九州とマックスバリュ東海はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はイオン九州が約332万円、マックスバリュ東海が約433万円。マックスバリュ東海のほうが約101万円高い。
イオン九州とマックスバリュ東海はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はイオン九州が43.3点、マックスバリュ東海が42.4点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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