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ネクソンとコーエーテクモホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゲームの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はネクソンが約730万円、コーエーテクモホールディングスが約746万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はネクソンが4,751億円、コーエーテクモホールディングスが884億円で、ネクソンが約5.4倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはネクソンが1.73倍、コーエーテクモホールディングスが1.21倍で、勢いはネクソンが上。

数字で比べる

ネクソンコーエーテクモホールディングス
働きやすさの点数64.3点(⁠A-)61.2点(⁠A-)
平均年収910万円(⁠40.1歳)904万円(⁠38.8歳)
30歳換算年収約730万円約746万円
月の平均残業未公表33.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数8.1年10.3年
売上高4,751億円884億円
売上に対する利益の割合29.6%(⁠税引前利益)64.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.73倍1.21倍
従業員数(⁠単体)233人121人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はネクソンが64.3点、コーエーテクモホールディングスが61.2点で、ネクソンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ネクソン

ネクソンは、PCオンラインゲームとモバイルゲームを制作・開発・配信する会社です。代表作に『⁠メイプルストーリー』などがあります。1994年に金正宙が韓国ソウルで創業したNEXONが始まりで、2002年に日本法人の今の会社が設立されました。

セグメントは地域別で、売上の約80%が韓国で、セグメント利益率は約50%と非常に高くなっています。

コーエーテクモホールディングス

コーエーテクモホールディングスは、「⁠信長の野望」「⁠三國志」などの歴史シミュレーションや「⁠無双」シリーズで知られる光栄と、テクモが2009年に経営統合してできたゲーム会社の持株会社です。光栄は1978年に染料などの販売会社として設立され、パソコンソフトの開発に進みました。

売上の約93%がエンタテインメント事業(⁠ゲームなどのコンテンツの開発・販売)で、セグメント利益率は約45%です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • ゲーム会社は、家庭用・PC・モバイルのゲームソフトの販売や配信・運営で稼ぎます。任天堂はゲーム専用機のハードも自ら開発・製造し、ネクソンはオンラインゲームを長期間運用するモデルです。
  • ゲーム以外の柱を持つ会社も多く、バンダイナムコは玩具・ホビー、セガサミーはパチスロ・パチンコ機、コナミはスポーツクラブ、スクウェア・エニックスはコミックの出版、カプコンは遊技機も手がけています。

会社を見分ける軸

  • 利益率は同じ種類の利益で比べる:経常利益ではカプコン約37.9%、任天堂約23.4%、スクウェア・エニックス約21.7%、バンダイナムコホールディングス約15.0%、セガサミーホールディングス約11.1%です。税引前利益ではネクソン約29.6%、コナミグループ約28.5%でした。このほか、コーエーテクモ約64.5%(⁠経常利益)、MIXI約14.4%(⁠経常利益)、ガンホー・オンライン・エンターテイメント約7.3%(⁠経常利益)です。
  • ゲーム事業の利益率:カプコンのデジタルコンテンツ事業はセグメント利益率約49%、コナミのデジタルエンタテインメント事業は約37%、スクウェア・エニックスのデジタルエンタテインメント事業は約25%です。

歴史の違い

ネクソン

  1. 1994年金正宙が韓国ソウルでNEXONを創業します。
  2. 2002年日本法人(⁠今のネクソン)を設立します。
  3. 2003年日本でオンラインゲーム事業を本格的に始めます。
  4. 2004年旧NEXON Corporationが中国上海にLexian Software Developmentを設立します。

コーエーテクモホールディングス

  1. 1978年光栄を設立し、染料などの販売を始めます。
  2. 1980年光栄がパソコンの販売と業務用特注ソフトの開発を始めます。
  3. 2009年光栄とテクモが経営統合し、持株会社を設立します。
  4. 2011年ガストを完全子会社にします。

いま何に賭けているか

ネクソン

世界最高のゲーム会社を目指し、新規タイトルでは独創的で高品質なゲームを提供し、既存タイトルではコンテンツのアップデートと運用でユーザーに長く楽しんでもらうことを基本方針にしています。売上収益と営業利益を重視する経営指標にしています。

コーエーテクモホールディングス

ビジョンは「⁠世界No.1のデジタルエンタテインメントカンパニー」です。第4次中期経営計画で「⁠成長のための基盤づくり」をテーマに、3カ年累計の営業利益1,000億円以上と、単年度の営業利益400億円の達成への再挑戦を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいネクソン。

よくある質問

ネクソンとコーエーテクモホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はネクソンが約730万円、コーエーテクモホールディングスが約746万円。ほぼ同じ水準。
ネクソンとコーエーテクモホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はネクソンが64.3点、コーエーテクモホールディングスが61.2点で、ネクソンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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