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オープンハウスグループとケイアイスター不動産の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ハウスメーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はオープンハウスグループが約825万円、ケイアイスター不動産が約480万円。オープンハウスグループのほうが約345万円高い。
  • 売上高はオープンハウスグループが1.34兆円、ケイアイスター不動産が3,939億円で、オープンハウスグループが約3.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はオープンハウスグループが10.4%、ケイアイスター不動産が6.3%で、オープンハウスグループのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

オープンハウスグループケイアイスター不動産
働きやすさの点数63.6点(⁠A-)38.5点(⁠D)
平均年収914万円(⁠34.7歳)510万円(⁠32.8歳)
30歳換算年収約825万円約480万円
月の平均残業未公表16.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数4.5年4.5年
売上高1.34兆円3,939億円
売上に対する利益の割合10.4%(⁠経常利益)6.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.65倍2.14倍
従業員数(⁠単体)307人1,536人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはオープンハウスグループが1.65倍、ケイアイスター不動産が2.14倍で、勢いはケイアイスター不動産が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はオープンハウスグループが63.6点、ケイアイスター不動産が38.5点で、オープンハウスグループが上回る。

何で稼いでいるかの違い

オープンハウスグループ

オープンハウスグループは、都心で手の届く価格の新築一戸建住宅を、用地の仕入れから建設、販売まで自社グループで行う会社です。マンション、収益不動産、アメリカ不動産の事業も持ち、プレサンスコーポレーションも子会社です。1997年に新築一戸建住宅の売買仲介の会社として創業しました。

売上の約50%が戸建関連事業(⁠不動産仲介、戸建分譲、建築請負)で、セグメント利益率は約10%です。

ケイアイスター不動産

ケイアイスター不動産は、分譲住宅(⁠建売住宅)の販売を中心に、規格型の注文住宅も手がける住宅会社です。「⁠高品質、だけど低価格なデザイン住宅」を掲げています。1990年に埼玉県本庄市で、不動産の売買・賃貸を行うケイアイプランニングとして創業しました。

売上の約98%が分譲住宅事業で、セグメント利益率は約7.5%です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • ハウスメーカーと一口に言っても、稼ぎ方は大きく違います。注文住宅から出発して海外の住宅事業を伸ばす会社(⁠積水ハウス、住友林業)、物流施設・商業施設まで手がける会社(⁠大和ハウス工業)、分譲戸建住宅に特化した会社(⁠飯田グループ、オープンハウスグループ、ケイアイスター不動産)、賃貸アパートを建てて一括借上げする会社(⁠大東建託、東建コーポレーション)があります。
  • 米国の住宅事業が大きな柱になっている会社もあります。積水ハウスは国際事業が最大のセグメント、住友林業は米国・オーストラリア中心の建築・不動産事業が売上の6割以上を占めます。

会社を見分ける軸

  • 利益率は同じ種類の利益で比べる:経常利益ではオープンハウスグループ約10.4%、大和ハウス工業約10.3%、積水ハウス約7.8%、住友林業約7.7%、大東建託約7.0%、ケイアイスター不動産約6.3%、東建コーポレーション約6.1%です。飯田グループは税引前利益が基準で約6.0%でした。このほか、タマホーム約1.9%(⁠経常利益)です。
  • 国内と海外:積水ハウスの国際事業のセグメント利益率は約3%と国内より低く、国内の賃貸・事業用建物(⁠約16%)やリフォーム(⁠約15%)が高い利益率です。
  • 何から始まったか:大和ハウスは鋼管の「⁠パイプハウス」、積水ハウスはプレハブ住宅、住友林業は住友の山林経営、大東建託と東建は土地活用の賃貸建物、オープンハウスは新築一戸建の仲介から始まりました。

歴史の違い

オープンハウスグループ

  1. 1997年新築一戸建住宅の売買仲介事業で創業します。
  2. 2001年自社の新築一戸建住宅の販売を始めます。
  3. 2013年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  4. 2021年プレサンスコーポレーションを連結子会社にします。

ケイアイスター不動産

  1. 1990年埼玉県本庄市でケイアイプランニングを創業します。
  2. 2005年社名をケイアイスター不動産に変えます。
  3. 2009年注文住宅「⁠はなまるハウス」の提供を始めます。
  4. 2015年東京証券取引所市場第二部に上場します。

いま何に賭けているか

オープンハウスグループ

企業使命は「⁠お客様のニーズを徹底的に追求し、価値ある不動産を届けます」です。3カ年の基本方針(⁠2024年9月期~2026年9月期)で、3カ年累計の当期純利益の前提を3,055億円に引き上げ、3カ年で5,000億円の成長投資と1,300億円の株主還元を想定しています。

ケイアイスター不動産

ビジョンは「⁠すべての人に持ち家を」です。「⁠中期経営計画2028」で、2028年3月期に売上高5,000億円、純利益180億円を目指し、分譲住宅の販売棟数を年15,000棟まで増やす目標を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいケイアイスター不動産。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いオープンハウスグループのほうが景気の波に強い。

よくある質問

オープンハウスグループとケイアイスター不動産はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はオープンハウスグループが約825万円、ケイアイスター不動産が約480万円。オープンハウスグループのほうが約345万円高い。
オープンハウスグループとケイアイスター不動産はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はオープンハウスグループが63.6点、ケイアイスター不動産が38.5点で、オープンハウスグループが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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