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七十七銀行と大垣共立銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。銀行グループ(⁠地銀・信託ほか)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は七十七銀行が約636万円、大垣共立銀行が約557万円。七十七銀行のほうが約79万円高い。
  • 月の平均残業は七十七銀行が16.6時間、大垣共立銀行が14.7時間。大きな差はない。
  • 有給休暇の取得率は七十七銀行が75%、大垣共立銀行が77.6%。

数字で比べる

七十七銀行大垣共立銀行
働きやすさの点数62.9点(⁠A-)62.4点(⁠A-)
平均年収773万円(⁠39歳)681万円(⁠39.2歳)
30歳換算年収約636万円約557万円
月の平均残業16.6時間14.7時間
有給取得率75%77.6%
平均勤続年数15.8年17.6年
売上高2,112億円1,766億円
売上に対する利益の割合37.2%(⁠経常利益)12.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.79倍1.53倍
従業員数(⁠単体)2,190人2,324人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高は七十七銀行が2,112億円、大垣共立銀行が1,766億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は七十七銀行が37.2%、大垣共立銀行が12.5%で、七十七銀行のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは七十七銀行が1.79倍、大垣共立銀行が1.53倍で、勢いは七十七銀行が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は七十七銀行が62.9点、大垣共立銀行が62.4点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

七十七銀行

七十七銀行は、宮城県仙台市に本店を置く銀行です。リース、信用保証、クレジットカード、証券、コンサルティング、人材紹介、ファンド運営などの子会社も持っています。1932年に仙台の七十七銀行、東北実業銀行、五城銀行の3行が合併して設立されました。

銀行業務が中心で、預金・貸出・有価証券投資・為替のほか、投資信託や保険の窓口販売、信託業務も行っています。セグメント別の売上・利益は、この表には載っていません。

大垣共立銀行

大垣共立銀行は、岐阜県大垣市に本店を置く銀行です。本支店122か店、出張所35か店を持ち、リース、信用保証、証券、クレジットカード、ベンチャーキャピタルなどの子会社もあります。1896年に旧第百二十九国立銀行の業務を引き継いで設立されました。

セグメントの収益で見ると、約74%が銀行業、約26%がリース業、約1%が信用保証業です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • このグループには、県を地盤とする地方銀行(⁠千葉、群馬、八十二長野、七十七、北洋、大垣共立)とその持株会社(⁠ふくおか、横浜、山口)、ノンバンク事業を多く持つSBI新生銀行、ATMが中核のセブン銀行、信託の三井住友トラスト、インターネット銀行の楽天銀行と、形の違う銀行が並んでいます。
  • 地方銀行では、県を越えた経営統合や提携が進んでいます。群馬銀行は第四北越フィナンシャルグループと経営統合し、八十二長野銀行は静岡銀行・山梨中央銀行と提携しています。

会社を見分ける軸

  • 利益率(⁠すべて経常利益):楽天銀行約40.3%、七十七銀行約37.2%、群馬銀行約32.0%、横浜フィナンシャルグループ約31.6%、千葉銀行約31.2%、八十二長野銀行約26.7%、ふくおかフィナンシャルグループ約19.4%、山口フィナンシャルグループ約17.2%、北洋銀行約15.9%、SBI新生銀行約15.9%、セブン銀行約13.7%、三井住友トラストグループ約13.5%、大垣共立銀行約12.5%です。銀行の「⁠売上」は経常収益です。このほか、あおぞら銀行約11.2%(⁠経常利益)です。
  • 店舗の形:楽天銀行は店舗を持たないインターネット銀行、セブン銀行はセブン-イレブンなどのATMネットワークが中心です。

歴史の違い

七十七銀行

  1. 1932年仙台の3行が合併し、七十七銀行が設立されます。
  2. 1941年宮城銀行を合併します。
  3. 1972年東京証券取引所市場第二部などに上場します。
  4. 1974年七十七リースを設立します。

大垣共立銀行

  1. 1896年旧第百二十九国立銀行の業務を引き継ぎ、大垣市に設立されます。
  2. 1973年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 1994年CD・ATMの年中無休稼働(⁠エブリデーバンキング)を始めます。
  4. 1998年全国の金融機関で初めての年中無休の窓口営業を、岐阜市の出張所で始めます。

いま何に賭けているか

七十七銀行

経営計画「⁠『⁠Vision 2030』(⁠R.V.)~地域を豊かにするリーディングカンパニー~」で、2030年度に当期純利益900億円、ROE10%、コアOHR35%以下を目指しています。2025年度の当期純利益は540億円でした。

大垣共立銀行

経営の基本理念は「⁠地域に愛され、親しまれ、信頼される銀行」です。地域と共に歩む銀行として地域社会の発展に貢献し、株主・投資家にとって魅力ある企業集団を目指すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい七十七銀行。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い七十七銀行のほうが景気の波に強い。

よくある質問

七十七銀行と大垣共立銀行はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は七十七銀行が約636万円、大垣共立銀行が約557万円。七十七銀行のほうが約79万円高い。
七十七銀行と大垣共立銀行はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は七十七銀行が16.6時間、大垣共立銀行が14.7時間。大きな差はない。
七十七銀行と大垣共立銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は七十七銀行が62.9点、大垣共立銀行が62.4点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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