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TOYO TIREの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、TOYO TIREの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. TOYO TIREはどんな会社か

TOYO TIREは、乗用車用・ライトトラック用・トラック・バス用のタイヤと、自動車用防振ゴムなどの自動車部品をつくる会社です。1945年に東洋紡績系のゴム会社などが合併して東洋ゴム工業として設立され、2019年に社名を変えました。

いまの状況:中期経営計画「⁠中計’21」の経営指標は概ね達成し、2025年度の連結営業利益率は16.4%(⁠目標14%超)、連結営業利益は974億円(⁠目標600億円)、重点商品販売構成比率は72%(⁠目標55%超)でした。

転機:2018〜2019年 三菱商事と資本業務提携を結び、社名をTOYO TIREに変えます/2019年 セルビアにタイヤの生産子会社を設立し、米国と欧州にR&Dセンターを開設します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高5,949億円プラスチック・ゴム製品製造業の上場16社中6位。
売上に対する経常利益の割合17.0%業界中央値9.2%より7.9ポイント高い。
売上の4年の伸び1.51倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)3,766人4年で1.02倍。
30歳換算年収約544万円業界中央値は約538万円。
月の平均残業28時間業界中央値は12.7時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはTOYO TIREの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 前の中期経営計画「⁠中計’21」で、連結営業利益率16.4%(⁠目標14%超)、連結営業利益974億円(⁠目標600億円)と、目標を大きく上回りました。
  • 1966年に業界に先駆けて米国に販売会社をつくり、今もToyo Tire U.S.A.とNitto Tire U.S.A.があります。米国ジョージア州に工場とR&Dセンターを持っています。
  • 社是は「⁠昨日より今日はより良くより安く、需要者の為に各自の職場で最善を」です。2018年に三菱商事と資本業務提携を結びました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

TOYO TIRE株式会社は、タイヤ事業(⁠タイヤの製造販売)及び自動車部品事業(⁠自動車用部品の製造販売)を主力とする会社。上場16社の中で売上6位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠中計’21」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

TOYO TIRE住友理工住友ベークライト住友ゴム工業
売上高5,949億円6,532億円3,199億円1.21兆円
利益率17.0%(⁠経常)5.6%(⁠税引前)12.1%(⁠税引前)6.4%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.51倍1.46倍1.22倍1.29倍
30歳換算年収544万円600万円568万円535万円
月の残業28時間19.6時間9.2時間23.8時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

(⁠イ)人材育成方針 人財は、当社グループが事業活動を通じて社会に対する価値を生み出す源泉であり、継続的事業成長を支える最重要資本であると捉え、人的資本開発の重要性を認識しています。不透明・不確実な事業環境下において複雑化・多様化する課題や困難に対して「⁠挑戦を続けられる人財」、挑戦の先に「⁠独自性を持って課題解決につなげられる人財」が当社の成長を支え、社会に対する新たな価値創出を可能にすると考えています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:挑戦・成長

会社自身が挙げているリスク

経済環境及び需要動向の影響、海外投資等に関わる影響、外国為替変動の影響、主要原材料価格変動の影響、株価変動の影響、金利変動の影響。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠中計’21」。事業の柱はタイヤ事業・自動車部品事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠経済環境及び需要動向の影響」「⁠海外投資等に関わる影響」「⁠外国為替変動の影響」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠中計’21」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠経済環境及び需要動向の影響」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い