化学・繊維4社を比較【2026年】
クラレ・帝人・三井化学・積水化学工業を、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。
ひと目でわかる違い
- 30歳換算年収が最も高いのは三井化学(約701万円)。
- 残業が最も少ないのは帝人(月13.3時間)。
- 売上の伸びが最も大きいのはクラレ(1.28倍)。
数字で比べる
| クラレ | 帝人 | 三井化学 | 積水化学工業 |
|---|
| 働きやすさの点数 | 70.4点(A+) | 67.1点(A+) | 66.3点(A) | 61.6点(A-) |
| 平均年収 | 809万円(42.2歳) | 890万円(46.8歳) | 872万円(40歳) | 946万円(44.2歳) |
| 30歳換算年収 | 約620万円 | 約617万円 | 約701万円 | 約695万円 |
| 月の平均残業 | 未公表 | 13.3時間 | 未公表 | 20.3時間 |
| 有給取得率 | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 68.4% |
| 平均勤続年数 | 17.8年 | 17.2年 | 15年 | 14.6年 |
| 売上高 | 8,084億円 | — | 1.67兆円 | 1.31兆円 |
| 売上に対する利益の割合 | 6.4%(経常利益) | — | 4.1%(税引前利益) | 9.0%(経常利益) |
| 売上の4年の伸び | 1.28倍 | — | 1.03倍 | 1.13倍 |
| 従業員数(単体) | 4,715人 | 2,749人 | 5,198人 | 3,156人 |
点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(平均年収÷1.022^(平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。
各社はどんな会社か(点数順)
クラレ 70.4点(A+)
クラレは、ポバール樹脂・フィルム、ガスバリア性樹脂〈エバール〉、PVB樹脂・フィルム、耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ〉、人工皮革〈クラリーノ〉などをつくる化学メーカーです。1926年に大原孫三郎が岡山・倉敷でレーヨンの会社として設立しました。
いまの状況:創立100周年となる2026年度に向けた長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』で、「持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指しています。
帝人 67.1点(A+)
帝人は、アラミド繊維や炭素繊維、樹脂などの高機能材料、ポリエステルなどの繊維製品(帝人フロンティア)、医薬品と在宅医療のヘルスケアを手がける会社です。1918年に山形県米沢市でレーヨンの生産から始まりました。
いまの状況:2024年4月にパーパス「Pioneering solutions together for a healthy planet」を策定しました。
三井化学 66.3点(A)
三井化学は、ビジョンケア材料や歯科材料などのライフ&ヘルスケア、自動車向けのエラストマーや樹脂コンパウンド、半導体・電子向けのICT材料、石油化学の基礎素材を手がける総合化学メーカーです。1997年に三井石油化学工業と三井東圧化学が合併してできました。
いまの状況:2021年度に策定した長期経営計画「VISION 2030」で、従来の素材提供型ビジネスから、ソリューション型・サーキュラーエコノミー型のビジネスモデルへの転換を掲げています。
積水化学工業は、ユニット住宅「セキスイハイム」、塩化ビニルパイプなどの管材、合わせガラス用中間膜などの高機能プラスチックス、検査薬などのメディカルを手がける会社です。1947年に日本初のプラスチック自動射出成型事業から始まりました。
いまの状況:グループビジョンは、「住・社会のインフラ創造」と「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献することです。
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