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製紙3社を比較【2026年】

王子ホールディングス・大王製紙・日本製紙を、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。

ひと目でわかる違い

  • 30歳換算年収が最も高いのは王子ホールディングス(⁠約620万円)。
  • 残業が最も少ないのは日本製紙(⁠月16.8時間)。
  • 有給取得率が最も高いのは大王製紙(⁠79.6%)。
  • 利益率が最も高いのは大王製紙(⁠3.2%)。
  • 売上の伸びが最も大きいのは王子ホールディングス(⁠1.27倍)。

数字で比べる

王子ホールディングス大王製紙日本製紙
働きやすさの点数55.9点(⁠B)55.2点(⁠B)52.3点(⁠B)
平均年収850万円(⁠44.5歳)637万円(⁠44.2歳)692万円(⁠43歳)
30歳換算年収約620万円約468万円約521万円
月の平均残業17.4時間20.6時間16.8時間
有給取得率未公表79.6%78.1%
平均勤続年数13年19.6年13.4年
売上高1.86兆円6,668億円1.19兆円
売上に対する利益の割合2.2%(⁠経常利益)3.2%(⁠経常利益)1.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.27倍1.09倍1.14倍
従業員数(⁠単体)464人2,356人5,028人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

各社はどんな会社か(⁠点数順)

王子ホールディングス 55.9点(⁠B)

王子ホールディングスは、日本最大の製紙グループです。ただ今の稼ぎの中心は、新聞や本の紙ではなく、段ボールや紙おむつ(⁠ネピア)などの「⁠生活に使う紙」です。国内外に広大な森林を持ち、木から製品をつくる「⁠森林の会社」を名乗っています。

いまの状況:「⁠長期ビジョン2035」で、資本効率の向上、事業の組み替え(⁠ポートフォリオ転換)、サステナビリティ促進を基本方針に掲げています。

大王製紙 55.2点(⁠B)

大王製紙は、ティシューペーパー「⁠エリエール」や大人用紙おむつ「⁠アテント」などのホーム&パーソナルケア製品と、新聞用紙・印刷用紙・段ボールなどの紙・板紙をつくる会社です。1943年に四国紙業など14社が合同して、愛媛県で和紙の製造販売を目的に設立されました。

いまの状況:経営理念は「⁠世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ」です。

日本製紙 52.3点(⁠B)

日本製紙は、洋紙、板紙、特殊紙などの紙と、家庭紙(⁠日本製紙クレシア)、紙容器、化成品などの生活関連製品をつくる会社です。1949年に旧王子製紙が分割されてできた十條製紙が前身で、山陽国策パルプ、大昭和製紙との合併を経て今の形になりました。

いまの状況:2026年5月に「⁠中期経営計画2030」を策定し、B/Sの最適化、構造改革の断行、収益性の向上を基本戦略にしました。

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