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大王製紙の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、大王製紙の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 大王製紙はどんな会社か

大王製紙は、ティシューペーパー「⁠エリエール」や大人用紙おむつ「⁠アテント」などのホーム&パーソナルケア製品と、新聞用紙・印刷用紙・段ボールなどの紙・板紙をつくる会社です。1943年に四国紙業など14社が合同して、愛媛県で和紙の製造販売を目的に設立されました。

いまの状況:経営理念は「⁠世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ」です。

転機:2007年 米国P&G社から大人用紙おむつ「⁠アテント」事業を譲り受けます/2011〜2020年 タイ、韓国、中国、インドネシアに会社をつくり、トルコのウゼン社とブラジルのサンテル社を買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高6,668億円紙・印刷業の上場23社中5位。
売上に対する経常利益の割合3.2%業界中央値3.7%並み。
売上の4年の伸び1.09倍業界中央値は1.13倍。
従業員数(⁠単体)2,356人4年で0.86倍。
30歳換算年収約468万円業界中央値は約466万円。
月の平均残業20.6時間業界中央値は17.4時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは大王製紙の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 新聞用紙などの紙の会社でしたが、1979年に「⁠エリエール」で家庭紙に参入し、今はホーム&パーソナルケア事業の社員が紙・板紙事業より多くなっています。
  • 2007年に米国P&G社から大人用紙おむつ「⁠アテント」事業を譲り受けました。
  • 1962年に会社更生手続を申し立て、上場廃止を経て、1980年代に大阪・東京の両証券取引所に再上場しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

大王製紙株式会社は、上場23社の中で売上5位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠良き企業市民」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

大王製紙レンゴー日本製紙大日本印刷(⁠DNP)
売上高6,668億円1.01兆円1.19兆円1.51兆円
利益率3.2%3.7%1.9%7.9%
4年の売上の伸び1.09倍1.35倍1.14倍1.13倍
30歳換算年収468万円629万円521万円624万円
月の残業20.6時間15.4時間16.8時間11.2時間

求める人物像

今後は「⁠誰かの挑戦を後押しできる企業文化の醸成」「⁠変化や挑戦に前向きな自律人財の育成」を通じて「⁠当社の目指す関係=会社の企業価値向上と社員の人生の質の向上」を構築していきます。管理職層への役割期待を見直し、教育研修などを通して理解浸透とスキル習得に取り組んでいきます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・変革・挑戦・グローバル

会社自身が挙げているリスク

コーポレート・ガバナンスの状況等、需要・市況変動による影響、原燃料価格変動、及び為替相場の変動による影響、海外事業による影響、自然災害及び感染症等による影響、法的規制・訴訟による影響1 法的規制。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠良き企業市民」。事業の柱は紙・板紙事業・ホーム&パーソナルケア事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠コーポレート・ガバナンスの状況等」「⁠需要・市況変動による影響」「⁠原燃料価格変動、及び為替相場の変動による影響」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠コーポレート・ガバナンスの状況等」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い