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三井住友トラストグループと大垣共立銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。銀行グループ(⁠地銀・信託ほか)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は三井住友トラストグループが約973万円、大垣共立銀行が約557万円。三井住友トラストグループのほうが約416万円高い。
  • 売上高は三井住友トラストグループが2.98兆円、大垣共立銀行が1,766億円で、三井住友トラストグループが約16.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は三井住友トラストグループが13.5%、大垣共立銀行が12.5%で、差は小さい。

数字で比べる

三井住友トラストグループ大垣共立銀行
働きやすさの点数90.3点(⁠S)62.4点(⁠A-)
平均年収1,393万円(⁠46.5歳)681万円(⁠39.2歳)
30歳換算年収約973万円約557万円
月の平均残業未公表14.7時間
有給取得率未公表77.6%
平均勤続年数19.9年17.6年
売上高2.98兆円1,766億円
売上に対する利益の割合13.5%(⁠経常利益)12.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.13倍1.53倍
従業員数(⁠単体)194人2,324人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは三井住友トラストグループが2.13倍、大垣共立銀行が1.53倍で、勢いは三井住友トラストグループが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三井住友トラストグループが90.3点、大垣共立銀行が62.4点で、三井住友トラストグループが上回る。

何で稼いでいるかの違い

三井住友トラストグループ

三井住友トラストグループは、三井住友信託銀行を中核に、資産運用、資産管理、不動産などの会社を持つ信託グループの持株会社です。2011年に中央三井トラスト・ホールディングスと住友信託銀行が経営統合してできました。1924年に日本最初の信託会社として設立された三井信託が母体の一つです。

銀行機能、資産運用・資産管理機能、不動産機能を組み合わせた事業を、連結子会社57社などで行っています。

大垣共立銀行

大垣共立銀行は、岐阜県大垣市に本店を置く銀行です。本支店122か店、出張所35か店を持ち、リース、信用保証、証券、クレジットカード、ベンチャーキャピタルなどの子会社もあります。1896年に旧第百二十九国立銀行の業務を引き継いで設立されました。

セグメントの収益で見ると、約74%が銀行業、約26%がリース業、約1%が信用保証業です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • このグループには、県を地盤とする地方銀行(⁠千葉、群馬、八十二長野、七十七、北洋、大垣共立)とその持株会社(⁠ふくおか、横浜、山口)、ノンバンク事業を多く持つSBI新生銀行、ATMが中核のセブン銀行、信託の三井住友トラスト、インターネット銀行の楽天銀行と、形の違う銀行が並んでいます。
  • 地方銀行では、県を越えた経営統合や提携が進んでいます。群馬銀行は第四北越フィナンシャルグループと経営統合し、八十二長野銀行は静岡銀行・山梨中央銀行と提携しています。

会社を見分ける軸

  • 利益率(⁠すべて経常利益):楽天銀行約40.3%、七十七銀行約37.2%、群馬銀行約32.0%、横浜フィナンシャルグループ約31.6%、千葉銀行約31.2%、八十二長野銀行約26.7%、ふくおかフィナンシャルグループ約19.4%、山口フィナンシャルグループ約17.2%、北洋銀行約15.9%、SBI新生銀行約15.9%、セブン銀行約13.7%、三井住友トラストグループ約13.5%、大垣共立銀行約12.5%です。銀行の「⁠売上」は経常収益です。このほか、あおぞら銀行約11.2%(⁠経常利益)です。
  • 店舗の形:楽天銀行は店舗を持たないインターネット銀行、セブン銀行はセブン-イレブンなどのATMネットワークが中心です。

歴史の違い

三井住友トラストグループ

  1. 1924年日本最初の信託会社として三井信託が設立されます。
  2. 2002年持株会社の三井トラスト・ホールディングスが設立されます。
  3. 2011年住友信託銀行と経営統合し、三井住友トラスト・ホールディングスが発足します。
  4. 2012年傘下の信託銀行3社が合併し、三井住友信託銀行が発足します。

大垣共立銀行

  1. 1896年旧第百二十九国立銀行の業務を引き継ぎ、大垣市に設立されます。
  2. 1973年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 1994年CD・ATMの年中無休稼働(⁠エブリデーバンキング)を始めます。
  4. 1998年全国の金融機関で初めての年中無休の窓口営業を、岐阜市の出張所で始めます。

いま何に賭けているか

三井住友トラストグループ

存在意義は「⁠託された未来をひらく」です。「⁠銀行機能、資産運用・管理機能、不動産機能を融合した新しいビジネスモデルで独自の価値を創出する、本邦最大かつ最高のステイタスを誇る信託グループ」としてグローバルに飛躍することを目指しています。

大垣共立銀行

経営の基本理念は「⁠地域に愛され、親しまれ、信頼される銀行」です。地域と共に歩む銀行として地域社会の発展に貢献し、株主・投資家にとって魅力ある企業集団を目指すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい三井住友トラストグループ。

よくある質問

三井住友トラストグループと大垣共立銀行はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は三井住友トラストグループが約973万円、大垣共立銀行が約557万円。三井住友トラストグループのほうが約416万円高い。
三井住友トラストグループと大垣共立銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三井住友トラストグループが90.3点、大垣共立銀行が62.4点で、三井住友トラストグループが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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