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群馬銀行と山口フィナンシャルグループの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。銀行グループ(⁠地銀・信託ほか)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は群馬銀行が約638万円、山口フィナンシャルグループが約603万円。群馬銀行のほうが約35万円高い。
  • 月の平均残業は群馬銀行が13.3時間、山口フィナンシャルグループが15.3時間。群馬銀行のほうが月2時間少ない。
  • 売上高は群馬銀行が2,650億円、山口フィナンシャルグループが2,619億円で、規模は近い。

数字で比べる

群馬銀行山口フィナンシャルグループ
働きやすさの点数71.3点(⁠S-)69.4点(⁠A+)
平均年収820万円(⁠41.5歳)837万円(⁠45.1歳)
30歳換算年収約638万円約603万円
月の平均残業13.3時間15.3時間
有給取得率80.8%未公表
平均勤続年数18.1年17.1年
売上高2,650億円2,619億円
売上に対する利益の割合32.0%(⁠経常利益)17.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.76倍1.78倍
従業員数(⁠単体)2,650人529人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は群馬銀行が32.0%、山口フィナンシャルグループが17.2%で、群馬銀行のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は群馬銀行が71.3点、山口フィナンシャルグループが69.4点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

群馬銀行

群馬銀行は、群馬県を主要な営業基盤とする地域金融機関です。1932年に群馬県の金融統制要項に基づいて設立され、群馬県内の銀行を合併・買収して県是銀行として発足しました。2026年3月に第四北越フィナンシャルグループと経営統合の契約を結びました。

売上の約86%が銀行業(⁠預金、貸出、有価証券投資、為替、投資信託・保険の販売、信託)です。

山口フィナンシャルグループ

山口フィナンシャルグループは、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の3つの銀行を傘下に持つ銀行持株会社です。証券、クレジットカード、リース、コンサルティングの会社も持っています。2006年に山口銀行ともみじホールディングスが経営統合して設立されました。

銀行業が中核で、預金・貸出・為替・有価証券投資などで稼いでいます。セグメント別の売上・利益は、この表には載っていません。

この業界の稼ぎ方の基本

  • このグループには、県を地盤とする地方銀行(⁠千葉、群馬、八十二長野、七十七、北洋、大垣共立)とその持株会社(⁠ふくおか、横浜、山口)、ノンバンク事業を多く持つSBI新生銀行、ATMが中核のセブン銀行、信託の三井住友トラスト、インターネット銀行の楽天銀行と、形の違う銀行が並んでいます。
  • 地方銀行では、県を越えた経営統合や提携が進んでいます。群馬銀行は第四北越フィナンシャルグループと経営統合し、八十二長野銀行は静岡銀行・山梨中央銀行と提携しています。

会社を見分ける軸

  • 利益率(⁠すべて経常利益):楽天銀行約40.3%、七十七銀行約37.2%、群馬銀行約32.0%、横浜フィナンシャルグループ約31.6%、千葉銀行約31.2%、八十二長野銀行約26.7%、ふくおかフィナンシャルグループ約19.4%、山口フィナンシャルグループ約17.2%、北洋銀行約15.9%、SBI新生銀行約15.9%、セブン銀行約13.7%、三井住友トラストグループ約13.5%、大垣共立銀行約12.5%です。銀行の「⁠売上」は経常収益です。このほか、あおぞら銀行約11.2%(⁠経常利益)です。
  • 店舗の形:楽天銀行は店舗を持たないインターネット銀行、セブン銀行はセブン-イレブンなどのATMネットワークが中心です。

歴史の違い

群馬銀行

  1. 1932年群馬県金融として設立され、群馬大同銀行として発足します。
  2. 1955年行名を群馬銀行にします。
  3. 1988年ニューヨーク支店を開設します。
  4. 2016年ぐんぎん証券を設立します。

山口フィナンシャルグループ

  1. 2006年山口銀行ともみじホールディングスが共同株式移転で設立し、東京証券取引所市場第一部に上場します。
  2. 2007年東海東京証券との共同出資でワイエム証券を設立します。
  3. 2011年北九州銀行が山口銀行の九州域内の事業を引き継ぎ、営業を始めます。
  4. 2014年ワイエムリースを連結子会社にします。

いま何に賭けているか

群馬銀行

パーパスは「⁠私たちは「⁠つなぐ」力で 地域の未来をつむぎます」です。2025年4月からの中期経営計画「⁠『⁠Growth with“Purpose”』~地域と群馬銀行グループの持続的な成長に向けて~」で、「⁠地域社会と当行グループの持続的な成長」を目指しています。

山口フィナンシャルグループ

パーパスは「⁠地域の豊かな未来を共創する」です。「⁠YMFG中期経営計画(⁠2025年度~2029年度)」で、融資・エクイティ・ソリューションを組み合わせた「⁠地域課題解決のプラットフォーマー」への進化を掲げ、資本コストを上回るROEを目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で群馬銀行が上回っている。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い群馬銀行のほうが景気の波に強い。

よくある質問

群馬銀行と山口フィナンシャルグループはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は群馬銀行が約638万円、山口フィナンシャルグループが約603万円。群馬銀行のほうが約35万円高い。
群馬銀行と山口フィナンシャルグループはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は群馬銀行が13.3時間、山口フィナンシャルグループが15.3時間。群馬銀行のほうが月2時間少ない。
群馬銀行と山口フィナンシャルグループはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は群馬銀行が71.3点、山口フィナンシャルグループが69.4点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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