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東北電力の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、東北電力の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 東北電力はどんな会社か

東北電力は、東北6県と新潟県に電気を届ける大手電力会社です。発電・電気の販売と、送配電(⁠東北電力ネットワーク)が二つの柱で、女川原子力発電所2号機の安定稼働が、直近の収益の改善に貢献しています。

いまの状況:中長期ビジョン「⁠よりそうnext+PLUS」のもと、電気・エネルギーを中心とした5つの領域・10の事業で、それぞれが自律的に成長を目指しています。

転機:2020年 送配電事業を東北電力ネットワークに引き継ぎ、発電・販売と送配電を分けます/2021〜2024年 電気とさまざまなサービスを組み合わせて売る会社を設立し、2024年にはユアテックを連結子会社から外します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.37兆円電気・ガス・水道業の上場29社中5位。
売上に対する経常利益の割合5.3%業界中央値7.3%より2.0ポイント低い。
売上の4年の伸び1.13倍業界中央値は1.28倍。
従業員数(⁠単体)4,587人4年で0.93倍。
30歳換算年収約644万円業界中央値は約620万円。
月の平均残業23時間業界中央値は18.4時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは東北電力の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2025年度は、女川原子力発電所2号機の安定稼働で収益が改善しました。一方で、小売競争の激化、インフレによる固定費の増加、金利上昇による支払利息の増加が利益を押し下げ、連結経常利益は約1,264億円でした。
  • 連結自己資本比率は19.4%で、会社は財務基盤の早期回復を最優先にしています。配当は当面、DOE(⁠株主資本配当率)2%を目安にしています。
  • 2024年に電気工事のユアテックを連結子会社から外しました。石狩湾新港の洋上風力など再生可能エネルギーの会社を2025年に新たにグループに加えています。月の平均残業は約23時間です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

東北電力株式会社は、上場29社の中で売上5位の大手。稼ぎ方は「⁠使った量に応じた料金で稼ぐインフラ型」。今は「⁠よりそうnext+PLUS」「⁠事業展開」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

東北電力東京電力パワーグリッド九州電力大阪ガス
売上高2.37兆円2.29兆円2.25兆円2.03兆円
利益率5.3%3.6%9.2%10.1%
4年の売上の伸び1.13倍1.17倍1.29倍1.28倍
30歳換算年収644万円—647万円620万円
月の残業23時間23.1時間18.4時間22.4時間

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・イノベーション

会社自身が挙げているリスク

価格変動等の市場。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠よりそうnext+PLUS」「⁠事業展開」。事業の柱は発電・販売事業・送配電事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠価格変動等の市場」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠よりそうnext+PLUS」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠価格変動等の市場」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い