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東北電力と沖縄電力の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電力の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東北電力が約644万円、沖縄電力が約597万円。東北電力のほうが約47万円高い。
  • 月の平均残業は東北電力が23時間、沖縄電力が13.1時間。沖縄電力のほうが月9.9時間少ない。
  • 売上高は東北電力が2.37兆円、沖縄電力が2,202億円で、東北電力が約10.8倍の規模。

数字で比べる

東北電力沖縄電力
働きやすさの点数70.9点(⁠A+)68.5点(⁠A+)
平均年収873万円(⁠44歳)808万円(⁠43.9歳)
30歳換算年収約644万円約597万円
月の平均残業23時間13.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19.1年21.8年
売上高2.37兆円2,202億円
売上に対する利益の割合5.3%(⁠経常利益)3.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.13倍1.25倍
従業員数(⁠単体)4,587人1,511人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は東北電力が5.3%、沖縄電力が3.7%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは東北電力が1.13倍、沖縄電力が1.25倍で、勢いは沖縄電力が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東北電力が70.9点、沖縄電力が68.5点で、東北電力が上回る。

何で稼いでいるかの違い

東北電力

東北電力は、東北6県と新潟県に電気を届ける大手電力会社です。発電・電気の販売と、送配電(⁠東北電力ネットワーク)が二つの柱で、女川原子力発電所2号機の安定稼働が、直近の収益の改善に貢献しています。

売上高は約2.4兆円で、電気・ガス業で国内5位です。事業は、発電・販売(⁠火力・原子力・再生可能エネルギーによる発電、電気の販売)と、送配電(⁠電力ネットワーク)の二つが中心です。

沖縄電力

沖縄電力(⁠おきでん)は、沖縄で電気をつくって届ける電力会社です。1972年に琉球電力公社の発送電業務を引き継ぐ特殊法人として設立され、1988年に民営化しました。建設業(⁠沖電工)などのグループ会社も持っています。

売上高は約2,202億円です。事業は、電気事業、建設業、その他の3つです。

歴史の違い

東北電力

  1. 1951年国の電力事業の再編で、東北配電と日本発送電の設備を引き継いで設立されます。
  2. 1970〜1980年代火力発電の会社や、LNGを受け入れる会社を設立し、発電の体制を広げます。
  3. 2000〜2005年電気工事のユアテックや、通信の会社を子会社にし、グループを広げます。
  4. 2020年送配電事業を東北電力ネットワークに引き継ぎ、発電・販売と送配電を分けます。

沖縄電力

  1. 1972年沖縄振興開発特別措置法に基づき、琉球電力公社の発送電業務を引き継いで、政府と沖縄県の出資による特殊法人として設立されます。
  2. 1976年沖縄配電など5つの配電会社を吸収合併します。
  3. 1988年特殊法人から民営の会社になります。
  4. 1992〜2002年東京証券取引所市場第2部と福岡証券取引所に上場し、2002年に市場第1部に指定されます。

いま何に賭けているか

東北電力

中長期ビジョン「⁠よりそうnext+PLUS」のもと、電気・エネルギーを中心とした5つの領域・10の事業で、それぞれが自律的に成長を目指しています。財務基盤の早期の回復を重視し、カーボンニュートラルやDXを成長の機会と捉えて、既存事業の強化と新しい事業領域の拡大に挑戦するとしています。

沖縄電力

2026年4月に「⁠おきでんグループ経営ビジョン」を公表し、2050年のありたい姿として「⁠EMPOWER & COLLABORATE:沖縄に活力を与え、ステークホルダーと未来を共創する」を掲げました。2030年までを「⁠未来基盤創造フェーズ」とし、「⁠サプライチェーン毎の安定供給と収益力強化」「⁠AXによる業務オペレーション改革」などを経営テーマにしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら東北電力、時間のゆとりを取るなら沖縄電力。

よくある質問

東北電力と沖縄電力はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東北電力が約644万円、沖縄電力が約597万円。東北電力のほうが約47万円高い。
東北電力と沖縄電力はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は東北電力が23時間、沖縄電力が13.1時間。沖縄電力のほうが月9.9時間少ない。
東北電力と沖縄電力はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東北電力が70.9点、沖縄電力が68.5点で、東北電力が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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