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花王(⁠Kao Corporation)の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、花王(⁠Kao Corporation)の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 花王(⁠Kao Corporation)はどんな会社か

花王は、洗剤・シャンプー・紙おむつなどの日用品、カネボウ化粧品などの化粧品と、工業用の化学品をつくる会社です。1887年の石鹸の商店から始まり、「⁠清潔・美・健康」の分野で130年以上事業を続けています。

いまの状況:中期経営計画「⁠K27」で構造改革と事業の見直しを進め、次の段階として、社会的な必要性が高く花王が最も強みを出せる領域に資源を集中する「⁠グローバル・シャープトップ」を掲げています。

転機:1988〜1989年 アメリカのジャーゲンズ(⁠今のKao USA)とドイツのゴールドウェル(⁠ヘアケア)を買収します/2006年 カネボウ化粧品をグループに加え、化粧品事業を大きくします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.69兆円化学工業の上場247社中11位。
売上に対する税引前利益の割合10.1%業界中央値7.4%より2.7ポイント高い。
売上の4年の伸び1.19倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)7,761人4年で0.91倍。
30歳換算年収約687万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業15.4時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは花王(⁠Kao Corporation)の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員数で最も多いのは化粧品事業(⁠約9,300人)で、カネボウ化粧品やエキップを抱えています。一方、化学品のケミカル事業(⁠約4,100人)も持ち、日用品と化学の両方を一社で手がけています。
  • 中期経営計画「⁠K27」では構造改革と事業ポートフォリオの見直しを行い、社員数はこの4年で約1割減りました。次の段階として「⁠グローバル・シャープトップ」の領域に資源を集中するとしています。
  • 精密界面制御技術など独自の技術基盤を、環境負荷の低減と高付加価値化を両立させる競争力の源と位置づけています。1986年に本格進出した情報関連事業からは、1999年に撤退しています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

花王株式会社(⁠Kao Corporation)は、上場247社の中で売上11位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠豊かな共生世界の実現」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

花王(⁠Kao Corpo三井化学日本ペイントホールディン日本酸素ホールディングス
売上高1.69兆円1.67兆円1.77兆円1.36兆円
利益率10.1%4.1%14.1%13.0%
4年の売上の伸び1.19倍1.03倍1.78倍1.42倍
30歳換算年収687万円701万円794万円802万円
月の残業15.4時間未公表未公表未公表

求める人物像

これらの取り組みの前提となる考え方を示すものとして、花王ウェイ及び「⁠花王ビジネスコンダクトガイドライン」に基づいた「⁠人財開発基本方針」を定めています。[人財開発基本方針]・効果・効率性の追求花王グループが“よきモノづくり”を行い永続的に発展するために、組織的な創造革新の活動によって、全体としての効果・効率性が常に向上することを目指します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・創造・変革

どの事業に人がいるか

  • ハイジーンリビングケア事業:8,499人(⁠15%)
  • ヘルスビューティケア事業:7,521人(⁠13%)
  • 化粧品事業:9,331人(⁠17%)
  • ビジネスコネクティッド事業:841人(⁠1%)
  • グローバルコンシューマーケア事業:26,192人(⁠46%)
  • ケミカル事業:4,068人(⁠7%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠豊かな共生世界の実現」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠K27」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い