トップ › 会社比較 › 日用品・化粧品 › 花王(Kao Corporation)とライオン

花王(⁠Kao Corporation)とライオンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。日用品・化粧品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は花王(⁠Kao Corporation)が約687万円、ライオンが約524万円。花王(⁠Kao Corporation)のほうが約163万円高い。
  • 月の平均残業は花王(⁠Kao Corporation)が15.4時間、ライオンが12.7時間。ライオンのほうが月2.7時間少ない。
  • 売上高は花王(⁠Kao Corporation)が1.69兆円、ライオンが4,221億円で、花王(⁠Kao Corporation)が約4.0倍の規模。

数字で比べる

花王(⁠Kao Corporation)ライオン
働きやすさの点数66.9点(⁠A)56.4点(⁠B)
平均年収865万円(⁠40.6歳)711万円(⁠44歳)
30歳換算年収約687万円約524万円
月の平均残業15.4時間12.7時間
有給取得率87.8%未公表
平均勤続年数16.2年13.9年
売上高1.69兆円4,221億円
売上に対する利益の割合10.1%(⁠税引前利益)9.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.15倍
従業員数(⁠単体)7,761人3,059人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は花王(⁠Kao Corporation)が10.1%、ライオンが9.3%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数は花王(⁠Kao Corporation)が66.9点、ライオンが56.4点で、花王(⁠Kao Corporation)が上回る。

何で稼いでいるかの違い

花王(⁠Kao Corporation)

花王は、洗剤・シャンプー・紙おむつなどの日用品、カネボウ化粧品などの化粧品と、工業用の化学品をつくる会社です。1887年の石鹸の商店から始まり、「⁠清潔・美・健康」の分野で130年以上事業を続けています。

売上高は約1.69兆円です。事業は、日用品・化粧品のグローバルコンシューマーケア事業(⁠ハイジーンリビングケア、ヘルスビューティケア、化粧品、ビジネスコネクティッド)と、ケミカル事業に分かれています。

ライオン

ライオンは、歯みがきや洗剤などの生活用品、解熱鎮痛薬などの一般用医薬品、化学品をつくる会社です。1891年創業の小林富次郎商店を起源とする「⁠ライオン歯磨」と「⁠ライオン油脂」が1980年に合併してできました。アジアでも生活用品を製造・販売しています。

売上高は約4,221億円です。事業は、一般用消費財(⁠歯科材料、ペットフード・ペット用品なども含む)、産業用品(⁠化学品、業務用洗浄剤など)、海外の3つです。

歴史の違い

花王(⁠Kao Corporation)

  1. 1887年東京で洋小間物商の長瀬商店として創業します。
  2. 1940〜1954年日本有機(⁠のちの花王石鹸)を設立し、合併を重ねて一つの会社になります。
  3. 1960〜1980年代タイ、台湾、シンガポール、スペイン、メキシコなどに会社をつくって海外に広がり、1985年に社名を花王に変えます。
  4. 1988〜1989年アメリカのジャーゲンズ(⁠今のKao USA)とドイツのゴールドウェル(⁠ヘアケア)を買収します。

ライオン

  1. 1891〜1896年初代小林富次郎が石鹸・燐寸の原料と石鹸の製造販売を始め、1896年に「⁠獅子印ライオン歯磨」を売り出します。
  2. 1967年タイで合弁会社(⁠今のLion Corporation (⁠Thailand))を設立します。
  3. 1980年ライオン歯磨とライオン油脂が対等合併し、ライオン株式会社が発足します。
  4. 1993年アンネ株式会社を吸収合併します。

いま何に賭けているか

花王(⁠Kao Corporation)

中期経営計画「⁠K27」で構造改革と事業の見直しを進め、次の段階として、社会的な必要性が高く花王が最も強みを出せる領域に資源を集中する「⁠グローバル・シャープトップ」を掲げています。2030年に『⁠グローバルで存在価値のある企業「⁠Kao」』になることを目指しています。

ライオン

パーパス「⁠より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(⁠ReDesign)」と、経営ビジョン「⁠次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げています。2025年度から「⁠収益力の強靭化」をテーマにした中期経営計画「⁠Vision2030 2nd STAGE」を進め、最重点分野の「⁠オーラルヘルスケア」では、口腔衛生に加えて噛む力・飲み込む力・会話を楽しむ力へと領域を広げるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら花王(⁠Kao Corporation)、時間のゆとりを取るならライオン。

よくある質問

花王(⁠Kao Corporation)とライオンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は花王(⁠Kao Corporation)が約687万円、ライオンが約524万円。花王(⁠Kao Corporation)のほうが約163万円高い。
花王(⁠Kao Corporation)とライオンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は花王(⁠Kao Corporation)が15.4時間、ライオンが12.7時間。ライオンのほうが月2.7時間少ない。
花王(⁠Kao Corporation)とライオンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は花王(⁠Kao Corporation)が66.9点、ライオンが56.4点で、花王(⁠Kao Corporation)が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく