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花王(⁠Kao Corporation)と資生堂の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。日用品・化粧品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は花王(⁠Kao Corporation)が約687万円、資生堂が約578万円。花王(⁠Kao Corporation)のほうが約109万円高い。
  • 有給休暇の取得率は花王(⁠Kao Corporation)が87.8%、資生堂が84.5%。
  • 当サイトの働きやすさの点数は花王(⁠Kao Corporation)が66.9点、資生堂が61.6点で、花王(⁠Kao Corporation)が上回る。

数字で比べる

花王(⁠Kao Corporation)資生堂
働きやすさの点数66.9点(⁠A)61.6点(⁠A-)
平均年収865万円(⁠40.6歳)708万円(⁠39.3歳)
30歳換算年収約687万円約578万円
月の平均残業15.4時間未公表
有給取得率87.8%84.5%
平均勤続年数16.2年14.5年
売上高1.69兆円—
売上に対する利益の割合10.1%(⁠税引前利益)—
売上の4年の伸び1.19倍—
従業員数(⁠単体)7,761人3,850人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

花王(⁠Kao Corporation)

花王は、洗剤・シャンプー・紙おむつなどの日用品、カネボウ化粧品などの化粧品と、工業用の化学品をつくる会社です。1887年の石鹸の商店から始まり、「⁠清潔・美・健康」の分野で130年以上事業を続けています。

売上高は約1.69兆円です。事業は、日用品・化粧品のグローバルコンシューマーケア事業(⁠ハイジーンリビングケア、ヘルスビューティケア、化粧品、ビジネスコネクティッド)と、ケミカル事業に分かれています。

資生堂

資生堂は、1872年に東京・銀座の薬局として創業した、日本最大級の化粧品メーカーです。自社ブランドに加え「⁠NARS」「⁠ローラ メルシエ」などの買収したブランドを世界で展開し、中国や免税店(⁠トラベルリテール)での販売が大きな柱です。

お金の入り口は、世界中で化粧品を買うお客さんです。事業は地域ごとに、日本、中国・トラベルリテール(⁠空港の免税店など)、アジアパシフィック、米州、欧州に分かれています。

歴史の違い

花王(⁠Kao Corporation)

  1. 1887年東京で洋小間物商の長瀬商店として創業します。
  2. 1940〜1954年日本有機(⁠のちの花王石鹸)を設立し、合併を重ねて一つの会社になります。
  3. 1960〜1980年代タイ、台湾、シンガポール、スペイン、メキシコなどに会社をつくって海外に広がり、1985年に社名を花王に変えます。
  4. 1988〜1989年アメリカのジャーゲンズ(⁠今のKao USA)とドイツのゴールドウェル(⁠ヘアケア)を買収します。

資生堂

  1. 1872年東京・銀座に「⁠資生堂薬局」として創業します。
  2. 1897年化粧水「⁠オイデルミン」を発売し、化粧品事業に進出します。
  3. 1957〜1990年代台湾、アメリカ、イタリア、ドイツ、フランス、中国に会社をつくり、海外に広がっていきます。
  4. 2000〜2016年アメリカの「⁠ナーズ」「⁠ベアエッセンシャル」「⁠ローラ メルシエ」を買収し、海外の高級化粧品ブランドを増やします。

いま何に賭けているか

花王(⁠Kao Corporation)

中期経営計画「⁠K27」で構造改革と事業の見直しを進め、次の段階として、社会的な必要性が高く花王が最も強みを出せる領域に資源を集中する「⁠グローバル・シャープトップ」を掲げています。2030年に『⁠グローバルで存在価値のある企業「⁠Kao」』になることを目指しています。

資生堂

「⁠2030 中期経営戦略」で、ブランド力の向上による成長加速、グローバルオペレーションの進化、サステナブルな価値創造の3つを柱にしています。企業使命は「⁠BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」です。

よくある質問

花王(⁠Kao Corporation)と資生堂はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は花王(⁠Kao Corporation)が約687万円、資生堂が約578万円。花王(⁠Kao Corporation)のほうが約109万円高い。
花王(⁠Kao Corporation)と資生堂はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は花王(⁠Kao Corporation)が66.9点、資生堂が61.6点で、花王(⁠Kao Corporation)が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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