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トクヤマの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、トクヤマの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. トクヤマはどんな会社か

トクヤマは、苛性ソーダや塩化ビニル樹脂などの化成品、セメント、半導体用多結晶シリコンや乾式シリカなどの電子先端材料、医療診断システム・歯科器材などのライフサイエンス製品をつくる化学メーカーです。1918年に山口県徳山町でアンモニア法ソーダ製造の日本曹達工業として発足しました。

いまの状況:存在意義は「⁠化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」です。

転機:1994年 社名をトクヤマに変えます/2024〜2025年 ベトナムとマレーシアに半導体用多結晶シリコンの会社をつくり、体外診断用医薬品の事業を取得します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3,495億円化学工業の上場247社中35位。
売上に対する経常利益の割合10.9%業界中央値7.4%より3.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.19倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)2,652人4年で1.15倍。
30歳換算年収約619万円業界中央値は約564万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはトクヤマの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • ソーダとセメントから始まり、半導体用多結晶シリコンや医療・歯科などの成長事業へ移っています。
  • 子会社トクヤマデンタルの歯科充填用コンポジットレジン「⁠オムニクロマ®」は全国発明表彰で「⁠特許庁長官賞」を受賞しました。
  • 使用済太陽光パネルのリサイクル技術の事業化に取り組んでいます。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

トクヤマは、上場247社の中で売上35位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

トクヤマartienceロート製薬(株)コーセー
売上高3,495億円3,500億円3,437億円3,302億円
利益率10.9%6.0%14.0%6.5%
4年の売上の伸び1.19倍1.22倍1.72倍1.47倍
30歳換算年収619万円590万円653万円594万円
月の残業未公表未公表11.7時間18.3時間

求める人物像

当社グループでは中期経営計画に定める経営戦略を実現するために、2024年度から実行すべき人材戦略を策定しました。こうした経営環境および課題認識を踏まえ、当社グループでは、人材戦略に関する基本方針として、人的資本の価値向上は、「⁠人材の能力・意欲」と「⁠仕事の進め方・業務構造」の双方の変革によって実現されると認識しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・変革

会社自身が挙げているリスク

サステナビリティに関する考え方 3。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 化成品:360人(⁠9%)
  • セメント:612人(⁠16%)
  • 電子先端材料:1,162人(⁠30%)
  • ライフサイエンス:1,586人(⁠41%)
  • 環境事業:149人(⁠4%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

当社の課題は
会社自身は「⁠サステナビリティに関する考え方 3」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年3月の会社分割について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠サステナビリティに関する考え方 3」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い