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トクヤマと東海カーボンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。化学メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はトクヤマが約619万円、東海カーボンが約579万円。トクヤマのほうが約40万円高い。
  • 売上高はトクヤマが3,495億円、東海カーボンが3,230億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合はトクヤマが10.9%、東海カーボンが8.1%で、トクヤマのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

トクヤマ東海カーボン
働きやすさの点数66.1点(⁠A)61点(A-)
平均年収794万円(⁠41.5歳)770万円(⁠43.1歳)
30歳換算年収約619万円約579万円
月の平均残業未公表10.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.8年13.7年
売上高3,495億円3,230億円
売上に対する利益の割合10.9%(⁠経常利益)8.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.25倍
従業員数(⁠単体)2,652人727人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はトクヤマが66.1点、東海カーボンが61点で、トクヤマが上回る。

何で稼いでいるかの違い

トクヤマ

トクヤマは、苛性ソーダや塩化ビニル樹脂などの化成品、セメント、半導体用多結晶シリコンや乾式シリカなどの電子先端材料、医療診断システム・歯科器材などのライフサイエンス製品をつくる化学メーカーです。1918年に山口県徳山町でアンモニア法ソーダ製造の日本曹達工業として発足しました。

売上高は約3,495億円です。事業は、化成品、セメント、電子先端材料、ライフサイエンス、環境事業の5つです。

東海カーボン

東海カーボンは、ゴム製品用・黒色顔料用・導電用のカーボンブラック、特殊炭素製品(⁠ファインカーボン)、アルミ電解用カソード、電気製鋼炉用の黒鉛電極などをつくる会社です。1918年に黒鉛電極などの炭素製品の国内自給を目的に、東海電極製造として創立されました。

売上高は約3,230億円です。事業は、カーボンブラック、ファインカーボン(⁠特殊炭素製品、ソリッドSiC、SiCコート)、スメルティング&ライニング(⁠アルミ電解用カソード、高炉用ブロックなど)、黒鉛電極、工業炉及び関連製品、その他(⁠摩擦材、リチウムイオン二次電池用負極材)の6つです。

歴史の違い

トクヤマ

  1. 1918年山口県徳山町で日本曹達工業として発足します。
  2. 1936〜1938年社名を徳山曹達に変え、セメントの製造を始めます。
  3. 1978〜1984年歯科器材の会社(⁠今のトクヤマデンタル)を設立し、多結晶シリコンの製造を始めます。
  4. 1994年社名をトクヤマに変えます。

東海カーボン

  1. 1918年黒鉛電極などの炭素製品の国内自給を目的に、東海電極製造として創立されます。
  2. 1941年九州若松工場でカーボンブラックの製造を始めます。
  3. 1975年社名を東海カーボンに変えます。
  4. 2014〜2018年カナダのCancarb、米国のSGL GE子会社(⁠黒鉛電極)、米国のSid Richardson Carbon(⁠カーボンブラック)を買収します。

いま何に賭けているか

トクヤマ

存在意義は「⁠化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」です。「⁠電子」「⁠健康」「⁠環境」を成長事業とし、中国の不採算事業から撤退し、セメント事業を見直しています。環境分野では使用済太陽光パネルの低温熱分解リサイクル技術の事業化を進めています。

東海カーボン

長期ビジョン「⁠Vision 2030:先端素材とソリューションで持続可能な社会の実現に貢献する」のもと、「⁠抜本的な構造改革」「⁠成長市場へのコミット」「⁠サステナブルな価値創出」に取り組んでいます。黒鉛電極事業では国内生産体制の集約とドイツ子会社の売却を2025年半ばまでに終えました。ファインカーボン事業では国内の増産投資を完了し、将来の半導体市場の拡大に備えるとしています。

よくある質問

トクヤマと東海カーボンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はトクヤマが約619万円、東海カーボンが約579万円。トクヤマのほうが約40万円高い。
トクヤマと東海カーボンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はトクヤマが66.1点、東海カーボンが61点で、トクヤマが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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