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イズミとイオン北海道の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品スーパーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はイズミが約441万円、イオン北海道が約379万円。イズミのほうが約62万円高い。
  • 月の平均残業はイズミが12.1時間、イオン北海道が10.8時間。大きな差はない。
  • 売上高はイズミが5,693億円、イオン北海道が3,801億円で、イズミが約1.5倍の規模。

数字で比べる

イズミイオン北海道
働きやすさの点数46.6点(⁠C)43.5点(⁠C)
平均年収564万円(⁠41.3歳)509万円(⁠43.5歳)
30歳換算年収約441万円約379万円
月の平均残業12.1時間10.8時間
有給取得率55.1%未公表
平均勤続年数15.8年9.5年
売上高5,693億円3,801億円
売上に対する利益の割合4.8%(⁠経常利益)2.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び0.84倍1.18倍
従業員数(⁠単体)2,895人3,095人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はイズミが4.8%、イオン北海道が2.1%で、イズミのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはイズミが0.84倍、イオン北海道が1.18倍で、勢いはイオン北海道が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はイズミが46.6点、イオン北海道が43.5点で、イズミが上回る。

何で稼いでいるかの違い

イズミ

イズミは、広島県を本拠に「⁠ゆめタウン」などのショッピングセンターやスーパーマーケットを西日本で展開する小売会社です。1961年に広島市で「⁠いづみ」を設立し、八丁堀店で衣料品と日用雑貨品の販売を始めました。

売上の約97%が小売事業(⁠ショッピングセンター、総合スーパー、スーパーマーケットでの衣料品・住居関連品・食料品の販売)で、セグメント利益率は約3.8%です。

イオン北海道

イオン北海道は、イオングループの北海道における小売事業を担う会社です。北海道内で総合スーパー(⁠GMS)45店舗、食品スーパー66店舗、ディスカウントストア26店舗、小型スーパー45店舗など計183店舗を展開しています。1978年にニチイの地域法人、北海道ニチイとして設立されました。

衣料品・住居余暇・食品などの小売の単一セグメントで、セグメント別の売上・利益は、この表には載っていません。

この業界の稼ぎ方の基本

  • 食品スーパーは、生鮮食品を中心に日々の食料品を売ります。地域ごとに基盤を持つ会社が多く、ライフ(⁠首都圏・近畿圏)、USMH(⁠首都圏)、ベルク(⁠埼玉県中心)、イズミ(⁠広島県が本拠で西日本)、フジ(⁠愛媛県が本拠)、アークス(⁠北海道発)、イオン九州(⁠九州)、イオン北海道(⁠北海道)、マックスバリュ東海(⁠東海)、ハローズ(⁠瀬戸内)、オークワ(⁠和歌山)です。
  • 持株会社の下に複数のスーパーが集まる形(⁠USMH、アークス)もあります。USMHはイオンと丸紅が設立に加わり、イオン九州・イオン北海道・マックスバリュ東海はイオンの子会社です。ベルクもイオンと業務・資本提携しています。

会社を見分ける軸

  • 利益率(⁠経常利益):ハローズ約5.6%、イズミ約4.8%、ベルク約4.4%、マックスバリュ東海約3.6%、ライフ約3.1%、アークス約3.1%、イオン九州約2.2%、イオン北海道約2.1%、フジ約1.6%、オークワ約0.8%、USMH約0.5%です。11社とも経常利益が基準です。
  • 食品以外も売るか:イズミはショッピングセンター「⁠ゆめタウン」で衣料品や住居関連品も売り、クレジットなどの小売周辺事業の利益率は約36%でした。ベルクは惣菜を自社グループで製造しています。

歴史の違い

イズミ

  1. 1961年広島市に「⁠いづみ」を設立し、八丁堀店で衣料品と日用雑貨品の販売を始めます。
  2. 1980年社名をイズミに変えます。
  3. 1987年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  4. 1994年島根県に進出し、ゆめタウン浜田を開きます。

イオン北海道

  1. 1978年ニチイの地域法人として北海道ニチイを設立します。
  2. 1990年旭川市に北海道で最初のサティ、永山サティを開きます。
  3. 1996年社名をマイカル北海道に変えます。
  4. 2002年社名をポスフールに変えます。

いま何に賭けているか

イズミ

経営理念は「⁠社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」です。2035年長期ビジョンで西日本エリアの「⁠地域の総合生活産業」を目指し、第三次中期経営計画で2031年2月期に営業収益7,000億円、営業利益350億円以上を目標にしています。

イオン北海道

『⁠北海道でNo.1の信頼される「⁠お店」にしていく』ことを掲げています。売上高営業利益率を重視し、自社開発商品の強化、デジタル技術による売場や後方作業の自動化、ローコスト運営を進めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいイオン北海道。

よくある質問

イズミとイオン北海道はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はイズミが約441万円、イオン北海道が約379万円。イズミのほうが約62万円高い。
イズミとイオン北海道はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はイズミが12.1時間、イオン北海道が10.8時間。大きな差はない。
イズミとイオン北海道はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はイズミが46.6点、イオン北海道が43.5点で、イズミが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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