ものさし企業図鑑転職・就職活動の教科書
教科書 › 業界研究 › IT・通信・メディア・エンタメ › ITサービス・販売 › インターネットイニシアティブと電通総研

本ページはプロモーション(⁠広告)を含みます。

インターネットイニシアティブと電通総研の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はインターネットイニシアティブが約635万円、電通総研が約907万円。電通総研のほうが約272万円高い。
  • 月の平均残業はインターネットイニシアティブが24.9時間、電通総研が12.2時間。電通総研のほうが月12.7時間少ない。
  • 売上高はインターネットイニシアティブが3,454億円、電通総研が1,649億円で、インターネットイニシアティブが約2.1倍の規模。

数字で比べる

インターネットイニシアティブ電通総研
働きやすさの点数48.6点(⁠C)69.8点(⁠A+)
平均年収747万円(⁠37.5歳)1,125万円(⁠39.9歳)
30歳換算年収約635万円約907万円
月の平均残業24.9時間12.2時間
有給取得率73.5%未公表
平均勤続年数8.6年9.9年
売上高3,454億円1,649億円
売上に対する利益の割合10.2%(⁠税引前利益)14.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.53倍1.47倍
従業員数(⁠単体)3,174人2,492人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はインターネットイニシアティブが48.6点、電通総研が69.8点で、電通総研が上回る。

何で稼いでいるかの違い

インターネットイニシアティブ

インターネットイニシアティブ(⁠IIJ)は、国内のインターネットサービスプロバイダーの先駆けとして1992年に設立された会社です。主に法人や官公庁向けに、インターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーションを提供しています。銀行ATMの運営事業(⁠トラストネットワークス)も持っています。

売上の約99%がネットワークサービス及びSI事業(⁠インターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーション、機器販売)で、セグメント利益率は約9.8%です。

電通総研

電通総研は、製造業・金融・企業の経営管理(⁠人事・会計)・マーケティングや官公庁向けに、コンサルティング、システム開発、ソフトウェア製品、運用保守などを提供するIT企業です。1975年に電通と米国のGeneral Electricの合弁で、電通国際情報サービスとして設立されました。

売上の約37%が製造ソリューション(⁠製造業のビジネスプロセスとバリューチェーンの高度化支援)で、セグメント利益率は約12%です。

この業界の稼ぎ方の基本

  • ITサービスの会社は、稼ぎ方でいくつかに分かれます。企業のシステムを受託して開発・運用する会社(⁠野村総合研究所、SCSK、BIPROGY、TIS)、機器やソフトを販売して保守まで担う会社(⁠大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン)、自社・親会社の製品を提供する会社(⁠サイボウズ、日本オラクル、トレンドマイクロ)、ネットワークを運用する電気通信事業者(⁠インターネットイニシアティブ)です。
  • 親会社や出身の違いも特徴です。SCSKは住友商事、キヤノンマーケティングジャパンはキヤノン、日本オラクルは米国オラクル・コーポレーションのグループです。

会社を見分ける軸

  • 利益率は同じ種類の利益で比べる:経常利益では日本オラクル約32.1%、サイボウズ約27.6%、トレンドマイクロ約19.6%、SCSK約19.2%、TIS約12.8%、キヤノンマーケティングジャパン約8.8%、大塚商会約6.9%です。税引前利益ではインターネットイニシアティブ約10.2%、BIPROGY約10.1%、野村総合研究所約7.2%でした。このほか、電通総研約14.3%(⁠経常利益)です。
  • 自社製品かどうか:自社や親会社の製品を提供する日本オラクル、サイボウズ、トレンドマイクロは利益率が高く、機器販売の比重が大きい大塚商会やキヤノンマーケティングジャパンは低めです。

歴史の違い

インターネットイニシアティブ

  1. 1992年インターネットの商用化を目的に設立されます。
  2. 1993年インターネット接続サービスを始めます。
  3. 1997年NTTグループと合弁でインターネットマルチフィードを設立します。
  4. 1999年米国ナスダック市場にADRを登録します。

電通総研

  1. 1975年電通と米国General Electricの合弁で、電通国際情報サービスを設立します。
  2. 1987年米国に子会社を設立し、その後、香港・英国・シンガポールにも広げます。
  3. 1989年電通の社内情報システムの開発・運用業務の継続受注を始めます。
  4. 2000年東京証券取引所市場第一部に上場します。

いま何に賭けているか

インターネットイニシアティブ

社名の通り、インターネットの世界で技術革新をリードし、新たな利用形態を提案するサービスやプラットフォームを通じてネットワーク社会の発展に貢献することを経営理念にしています。中期計画では2027年3月期に売上高3,850億円を見込んでいます。

電通総研

企業理念は「⁠誠実を旨とし、テクノロジーの可能性を切り拓く挑戦者として、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与する。」です。長期経営ビジョン「⁠Vision 2030」で、2030年に売上高3,000億円、営業利益率20%の企業グループになることを目指し、事業領域の拡張や収益モデルの革新など4つの自己変革を進めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で電通総研が上回っている。

よくある質問

インターネットイニシアティブと電通総研はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はインターネットイニシアティブが約635万円、電通総研が約907万円。電通総研のほうが約272万円高い。
インターネットイニシアティブと電通総研はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はインターネットイニシアティブが24.9時間、電通総研が12.2時間。電通総研のほうが月12.7時間少ない。
インターネットイニシアティブと電通総研はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はインターネットイニシアティブが48.6点、電通総研が69.8点で、電通総研が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく

PR転職・就職を考えている方へ

2社で迷っているなら、部署ごとの実態や表に出ていない求人の情報が決め手になります。ここは業界に強い転職エージェントのほうが情報を持っています。

実務経験のあるITエンジニアの方へ
TechGO(⁠テックゴー)

ITエンジニア専門の転職エージェント。模擬面接を回数の制限なく受けられ、ITコンサルやメガベンチャーなど年収アップを狙えるポジションを紹介してくれます。学生の方は対象外です。

TechGO(⁠テックゴー)に無料で相談する ↗
東京・大阪で働きたいエンジニア経験者の方へ
strategy career(⁠明光キャリアパートナーズ)

明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンのグループのエンジニア転職エージェント。経験や価値観に合う会社の提案から、履歴書・面接の対策まで支援してくれます。

strategy career(⁠明光キャリアパートナーズ)に無料で相談する ↗

使い方のコツ:エージェントは1社に決めず、2社以上で話を聞いて比べるのがおすすめです。紹介された会社は、この図鑑に戻ってきて「⁠何で稼いでいるか」「⁠同じ業界の会社とどう違うか」を確かめてください。同じ会社でも、エージェントによって説明が違うことがあります。

当サイトの提携先(⁠広告)です。登録・相談は各社のサイトで行います。提携先と広告について