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四国電力の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、四国電力の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 四国電力はどんな会社か

四国電力(⁠よんでん)は、四国で電気をつくって売る電力会社です。伊方発電所(⁠原子力)を持ち、送配電は子会社の四国電力送配電が担っています。情報通信事業(⁠STNet)や建設・エンジニアリング事業もグループに持っています。

いまの状況:「⁠よんでんグループ中期経営計画2030」で、エネルギー事業と情報通信事業を「⁠コア事業」、国際事業などを「⁠拡張領域」、脱炭素電力供給・エネルギーソリューション事業を「⁠挑戦領域」にしています。

転機:1984年 情報システム部門を分離し、今のSTNetを設立します/2020年 一般送配電事業を四国電力送配電に移します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7,619億円電気・ガス・水道業の上場29社中13位。
売上に対する経常利益の割合8.9%業界中央値7.3%より1.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.19倍業界中央値は1.28倍。
従業員数(⁠単体)2,111人4年で0.94倍。
30歳換算年収約673万円業界中央値は約620万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは四国電力の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • エネルギー事業と並んで、情報通信事業(⁠STNet、ケーブルテレビ会社など)を「⁠コア事業」に位置づけています。
  • 会社は、AIの普及やDXの進展で電力需要が増える可能性をチャンスとし、国際事業を「⁠拡張領域」として注力するとしています。
  • 電力小売では、四国エリア外も含めた収益力の向上を目指しています。発電では伊方発電所3号機など自社電源の安全・安定運転の継続を徹底するとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

四国電力株式会社は、上場29社の中で売上13位の中堅。稼ぎ方は「⁠使った量に応じた料金で稼ぐインフラ型」。今は「⁠エネルギーとデジタルで未来を創造」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

四国電力北陸電力北海道電力東邦ガス
売上高7,619億円7,866億円8,560億円6,511億円
利益率8.9%10.8%7.2%5.8%
4年の売上の伸び1.19倍1.28倍1.29倍1.26倍
30歳換算年収673万円645万円647万円572万円
月の残業未公表22.2時間28.1時間5.4時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

その成果を人的資本に再投資することで、人材・組織基盤を強固なものとし、「⁠エネルギーとデジタルで未来を創造」する企業グループとしての価値向上をはかる。◆よんでんグループ人材戦略の全体像 ※会社と従業員が共に成長しながら持続的に価値を創造していくために、会社と従業員の双方向のコミットメントとして、会社が従業員に期待するアクションを「⁠CREDO」、従業員の期待に応えていくための会社からの約束を「⁠PROMISE」として定めている。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・創造・挑戦・デジタル

会社自身が挙げているリスク

環境規制の強化、原子力規制への対応、原子燃料サイクルや原子力発電所廃止、電力需要の変動、燃料調達の困難化、燃料価格・為替相場の変動。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 電気事業発電・販売事業:2,063人(⁠32%)
  • 送配電事業:1,944人(⁠30%)
  • 情報通信事業:843人(⁠13%)
  • エネルギー事業:287人(⁠4%)
  • 建設・エンジニアリング事業:1,409人(⁠22%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠エネルギーとデジタルで未来を創造」。
当社の課題は
会社自身は「⁠環境規制の強化」「⁠原子力規制への対応」「⁠原子燃料サイクルや原子力発電所廃止」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠よんでんグループ中期経営計画2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠環境規制の強化」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い