トップ › 会社比較 › 電力 › 九州電力と四国電力

九州電力と四国電力の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電力の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は九州電力が約647万円、四国電力が約673万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は九州電力が2.25兆円、四国電力が7,619億円で、九州電力が約2.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は九州電力が9.2%、四国電力が8.9%で、差は小さい。

数字で比べる

九州電力四国電力
働きやすさの点数74.1点(⁠S)73.5点(⁠S-)
平均年収842万円(⁠42.1歳)874万円(⁠42歳)
30歳換算年収約647万円約673万円
月の平均残業18.4時間未公表
有給取得率未公表84%
平均勤続年数20.8年17.5年
売上高2.25兆円7,619億円
売上に対する利益の割合9.2%(⁠経常利益)8.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.19倍
従業員数(⁠単体)4,383人2,111人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは九州電力が1.29倍、四国電力が1.19倍で、勢いは九州電力が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は九州電力が74.1点、四国電力が73.5点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

九州電力

九州電力は、九州一円に電気を届ける大手電力会社です。発電・電気の販売と送配電を中心に、海外の発電事業、再生可能エネルギー、光回線などの通信(⁠QTnet)、不動産開発まで手がけています。

売上高は約2.3兆円で、電気・ガス業で国内7位です。事業は、発電・販売、送配電(⁠九州電力送配電)、海外、その他エネルギーサービス(⁠電気設備工事、ガス・LNG販売、再エネなど)、ICTサービス(⁠通信、データセンター)、都市開発の6つです。

四国電力

四国電力(⁠よんでん)は、四国で電気をつくって売る電力会社です。伊方発電所(⁠原子力)を持ち、送配電は子会社の四国電力送配電が担っています。情報通信事業(⁠STNet)や建設・エンジニアリング事業もグループに持っています。

売上高は約7,619億円です。事業は、電気(⁠発電・販売、送配電)、情報通信、エネルギー、建設・エンジニアリングなどです。

歴史の違い

九州電力

  1. 1951年国の電力事業の再編で、九州配電と日本発送電の設備を引き継いで設立されます。
  2. 1970年代西日本共同火力と合併し、LNGの受け入れ会社を設立するなど、発電の体制を広げます。
  3. 1999〜2011年海外事業の会社を設立し、インドネシアやオーストラリアの事業会社をつくって海外の発電・エネルギー事業に参加します。
  4. 2020年送配電事業を九州電力送配電に引き継ぎ、発電・販売と送配電を分けます。

四国電力

  1. 1951年電気事業再編成令により、四国配電と日本発送電から設備の出資・譲渡を受けて設立されます。
  2. 1963〜1971年阿南、西条、坂出の火力発電所の運転を始めます。
  3. 1977年伊方発電所(⁠原子力)の営業運転を始めます。
  4. 1984年情報システム部門を分離し、今のSTNetを設立します。

いま何に賭けているか

九州電力

2025年5月に「⁠九電グループ 経営ビジョン2035」を策定し、2027年4月に純粋持株会社体制へ移る予定です。原子力の安全を大前提に、総合エネルギーサービス事業の成長を追求しながら、成長事業を伸ばすとしています。

四国電力

「⁠よんでんグループ中期経営計画2030」で、エネルギー事業と情報通信事業を「⁠コア事業」、国際事業などを「⁠拡張領域」、脱炭素電力供給・エネルギーソリューション事業を「⁠挑戦領域」にしています。目指す姿は「⁠エネルギーとデジタルで未来を創造」、コーポレートメッセージは「⁠しあわせのチカラになりたい。」です。

よくある質問

九州電力と四国電力はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は九州電力が約647万円、四国電力が約673万円。ほぼ同じ水準。
九州電力と四国電力はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は九州電力が74.1点、四国電力が73.5点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく