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東京電力ホールディングスと四国電力の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電力の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東京電力ホールディングスが約636万円、四国電力が約673万円。四国電力のほうが約37万円高い。
  • 有給休暇の取得率は東京電力ホールディングスが75.6%、四国電力が84%。
  • 売上高は東京電力ホールディングスが6.33兆円、四国電力が7,619億円で、東京電力ホールディングスが約8.3倍の規模。

数字で比べる

東京電力ホールディングス四国電力
働きやすさの点数67.5点(⁠A+)73.5点(⁠S-)
平均年収883万円(⁠45.1歳)874万円(⁠42歳)
30歳換算年収約636万円約673万円
月の平均残業24.2時間未公表
有給取得率75.6%84%
平均勤続年数24.4年17.5年
売上高6.33兆円7,619億円
売上に対する利益の割合6.6%(⁠経常利益)8.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.19倍
従業員数(⁠単体)7,157人2,111人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は東京電力ホールディングスが6.6%、四国電力が8.9%で、四国電力のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東京電力ホールディングスが67.5点、四国電力が73.5点で、四国電力が上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京電力ホールディングス

東京電力ホールディングスは、東京電力グループの持株会社です。送配電の東京電力パワーグリッド、小売の東京電力エナジーパートナー、再生可能エネルギーの東京電力リニューアブルパワーなどを持ち、火力発電と燃料調達は関係会社のJERAが担っています。福島第一原子力発電所の廃炉と賠償に取り組んでいます。

売上高は約6.33兆円で、電気・ガス業で1位です。事業は、ホールディングス(⁠原子力発電など)、フュエル&パワー(⁠火力、JERA)、パワーグリッド(⁠送電・変電・配電)、エナジーパートナー(⁠小売)、リニューアブルパワーの5つです。

四国電力

四国電力(⁠よんでん)は、四国で電気をつくって売る電力会社です。伊方発電所(⁠原子力)を持ち、送配電は子会社の四国電力送配電が担っています。情報通信事業(⁠STNet)や建設・エンジニアリング事業もグループに持っています。

売上高は約7,619億円です。事業は、電気(⁠発電・販売、送配電)、情報通信、エネルギー、建設・エンジニアリングなどです。

歴史の違い

東京電力ホールディングス

  1. 1951年関東配電と日本発送電から設備の出資・譲渡を受け、東京電力が設立されます。
  2. 1950〜1980年代不動産、設計、発電、システム、物流などの関連会社を次々に設立します。
  3. 2000年代前半LNG輸送船や豪州の資源開発の会社をつくり、ユーラスエナジーやパワードコムを子会社にします。
  4. その後福島第一原子力発電所の廃炉と賠償に取り組みながら持株会社制に移り、送配電・小売・再エネを事業会社に分け、火力・燃料事業はJERAが担う体制にします。

四国電力

  1. 1951年電気事業再編成令により、四国配電と日本発送電から設備の出資・譲渡を受けて設立されます。
  2. 1963〜1971年阿南、西条、坂出の火力発電所の運転を始めます。
  3. 1977年伊方発電所(⁠原子力)の営業運転を始めます。
  4. 1984年情報システム部門を分離し、今のSTNetを設立します。

いま何に賭けているか

東京電力ホールディングス

第五次総合特別事業計画(⁠五次総特)に基づき、福島第一原子力発電所の廃炉、GX・DXによる電力需要の増加に対応した安定供給と事業成長、経営合理化や資産売却による財務状況の改善を進めています。賠償・廃炉のためにグループ全体で年間約5,000億円程度の資金を確保し、2028年度以降のフリーキャッシュフロー黒字を目標にしています。

四国電力

「⁠よんでんグループ中期経営計画2030」で、エネルギー事業と情報通信事業を「⁠コア事業」、国際事業などを「⁠拡張領域」、脱炭素電力供給・エネルギーソリューション事業を「⁠挑戦領域」にしています。目指す姿は「⁠エネルギーとデジタルで未来を創造」、コーポレートメッセージは「⁠しあわせのチカラになりたい。」です。

よくある質問

東京電力ホールディングスと四国電力はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東京電力ホールディングスが約636万円、四国電力が約673万円。四国電力のほうが約37万円高い。
東京電力ホールディングスと四国電力はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京電力ホールディングスが67.5点、四国電力が73.5点で、四国電力が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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