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カネカの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、カネカの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. カネカはどんな会社か

カネカは、塩化ビニル樹脂や変成シリコーンポリマーなどの素材、発泡樹脂や太陽電池、医療機器、医薬品、食品(⁠油脂、酵母など)などを手がける化学メーカーです。1949年に鐘淵紡績から繊維以外の事業を引き継いで分離独立しました。2004年に鐘淵化学工業から今の社名になりました。

いまの状況:パーパスは「⁠カガクでネガイをカナエル会社」で、環境・エネルギー、食糧、健康の3つをドメインにしています。

転機:1999〜2004年 電力用太陽電池の製造を始め、2004年に社名をカネカに変えます/2010年 ベルギーのユーロジェンテック(⁠今のカネカユーロジェンテック)を子会社にします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高8,116億円化学工業の上場247社中18位。
売上に対する経常利益の割合3.6%業界中央値7.4%より3.8ポイント低い。
売上の4年の伸び1.17倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)3,485人4年で1.00倍。
30歳換算年収約649万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業19.6時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはカネカの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 塩ビなどの素材から、太陽電池、医療機器、食品まで、4つの「⁠ソリューション・ユニット」で事業を分けています。
  • コエンザイムQ10を医薬品として1977年からつくり、食品に分類されてからは機能性食品素材としても売っています。
  • 生分解性バイオポリマーを、環境に直接役立つ先端素材として提供しています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社カネカは、上場247社の中で売上18位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠カガクでネガイをカナエル会社-カネカ」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

カネカクラレエーザイ三菱ガス化学
売上高8,116億円8,084億円8,254億円7,382億円
利益率3.6%(⁠経常)6.4%(⁠経常)5.3%(⁠営業)7.0%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.17倍1.28倍1.09倍1.05倍
30歳換算年収649万円620万円819万円715万円
月の残業19.6時間未公表19.6時間14.2時間

求める人物像

これがHuman Driven Company、当社の人材戦略です。当社の人材戦略の3本柱は、i.カネカ1on1を柱とした人材育成、ii.Diversityの推進、iii.Wellnessの推進です。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・変革・現場・挑戦

会社自身が挙げているリスク

事業のグローバル化に伴う、原燃料価格の変動、製造物責任・産業事故・大規模災害、知的財産権の保護、環境関連規制の影響、訴訟など。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠カガクでネガイをカナエル会社-カネカ」。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業のグローバル化に伴う」「⁠原燃料価格の変動」「⁠製造物責任・産業事故・大規模災害」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠カガクでネガイをカナエル会社」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業のグローバル化に伴う」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い