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テイ・エス テックの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、テイ・エス テックの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. テイ・エス テックはどんな会社か

テイ・エス テックは、四輪車用シートと内装品、二輪車用シートなどをつくる会社です。本田技研工業がその他の関係会社で、事業上の関係が続いています。1954年に帝都布帛工業のシート部として二輪車用シートの製造を始めたのが起源です。

いまの状況:経営理念は「⁠人材重視」「⁠喜ばれる企業」、2030年ビジョンは「⁠Innovative quality company -新たな価値を創造し続ける-」です。

転機:2001〜2005年 中国とインドネシアに合弁会社をつくります/2007年 東京証券取引所市場第一部に上場します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高4,423億円自動車・輸送機器製造業の上場88社中19位。
売上に対する営業利益の割合2.3%業界中央値5.6%より3.3ポイント低い。
売上の4年の伸び1.26倍業界中央値は1.32倍。
従業員数(⁠単体)1,649人4年で0.94倍。
30歳換算年収約609万円業界中央値は約522万円。
月の平均残業16.1時間業界中央値は19.6時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはテイ・エス テックの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • シート単体ではなく、車室内空間全体で安心・安全・快適な“キャビン”を提供する企業への変革を目指しています。
  • 社員の半分以上が米州にいます。
  • 第15次中期経営計画は収益面で課題を残し、次の計画で「⁠“稼ぐ力”を取り戻す」ことを掲げました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

テイ・エス テック株式会社は、上場88社の中で売上19位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

テイ・エス テックシマノカヤバ日産車体
売上高4,423億円4,662億円4,815億円4,038億円
利益率2.3%(⁠営業)10.1%(⁠経常)7.3%(⁠税引前)3.7%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.26倍0.85倍1.24倍1.88倍
30歳換算年収609万円698万円547万円578万円
月の残業16.1時間27.1時間18.6時間23.4時間

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

多様な人材のさらなる活躍を促進するため、性別・国籍などの違いが阻害要因とならないよう、雇用・就労環境の整備へ中期的に取り組んでいるほか、長期的には海外各地域の国情に合わせた水平展開を目指しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・品質・安全

会社自身が挙げているリスク

競合の状況、購買取引先の信用、製品の欠陥への対応、国際情勢や経済動向等の外部経営環境、原材料や調達部品の市況変動等の影響、為替変動の影響。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 日本:2,282人(⁠17%)
  • 米州:8,086人(⁠60%)
  • 中国:1,603人(⁠12%)
  • アジア・欧州:1,587人(⁠12%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
当社の課題は
会社自身は「⁠競合の状況」「⁠購買取引先の信用」「⁠製品の欠陥への対応」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠人材重視」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年2月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠競合の状況」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い