トップ › 会社比較 › 自動車部品・タイヤ › 豊田自動織機とテイ・エス テック

豊田自動織機とテイ・エス テックの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、テイ・エス テックが約609万円。豊田自動織機のほうが約97万円高い。
  • 月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、テイ・エス テックが16.1時間。テイ・エス テックのほうが月8.2時間少ない。
  • 売上高は豊田自動織機が4.37兆円、テイ・エス テックが4,423億円で、豊田自動織機が約9.9倍の規模。

数字で比べる

豊田自動織機テイ・エス テック
働きやすさの点数70点(A+)66.6点(⁠A)
平均年収893万円(⁠40.8歳)780万円(⁠41.4歳)
30歳換算年収約706万円約609万円
月の平均残業24.3時間16.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.3年17.1年
売上高4.37兆円4,423億円
売上に対する利益の割合3.1%(⁠営業利益)2.3%(⁠営業利益)
売上の4年の伸び1.62倍1.26倍
従業員数(⁠単体)14,999人1,649人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は豊田自動織機が3.1%、テイ・エス テックが2.3%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは豊田自動織機が1.62倍、テイ・エス テックが1.26倍で、勢いは豊田自動織機が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、テイ・エス テックが66.6点で、豊田自動織機が上回る。

何で稼いでいるかの違い

豊田自動織機

豊田自動織機は、トヨタグループの源流となった会社です。豊田佐吉が発明した自動織機をつくるために生まれ、自動車部門がのちにトヨタ自動車として独立しました。今はフォークリフトなどの物流機器が最大の事業です。

売上高は約4.4兆円です。事業は、自動車(⁠エンジン、カーエアコン用コンプレッサー、車両の組み立て)、産業車両(⁠フォークリフト、物流機器・システム)、繊維機械(⁠織機)の3つが柱です。

テイ・エス テック

テイ・エス テックは、四輪車用シートと内装品、二輪車用シートなどをつくる会社です。本田技研工業がその他の関係会社で、事業上の関係が続いています。1954年に帝都布帛工業のシート部として二輪車用シートの製造を始めたのが起源です。

売上高は約4,423億円です。地域別のセグメントは、日本、米州、中国、アジア・欧州です。

歴史の違い

豊田自動織機

  1. 1926年豊田佐吉が発明した「⁠自動織機」を製造するため、愛知県刈谷市に設立されます。
  2. 1933〜1937年自動車部をつくって乗用車A1型を完成させ、1937年に自動車部をトヨタ自動車工業として独立させます。
  3. 1953〜1960年自動車用エンジン、フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーの製造を始めます。
  4. 2000〜2001年スウェーデンの倉庫機器メーカー(⁠BTインダストリーズ)を買収し、トヨタからフォークリフトの販売部門も引き継ぎます。

テイ・エス テック

  1. 1954年帝都布帛工業シート部として二輪車用シートの製造を始めます。
  2. 1960〜1963年東京シートとして分離独立し、四輪車用シートの製造を始めます。
  3. 1977〜1997年米国、フィリピン、タイ、カナダ、ブラジル、インドに会社をつくり、社名をテイ・エス テックに変えます。
  4. 2001〜2005年中国とインドネシアに合弁会社をつくります。

いま何に賭けているか

豊田自動織機

物流ソリューション事業を軸に、フォークリフトなど物流機器の自動運転技術や物流管理のソフトウエア、環境性能に優れたパワートレインの開発に力を入れています。株式の非公開化を通じてトヨタグループとの連携を強め、グループの「⁠モノ」の移動の領域をけん引するとしています。

テイ・エス テック

経営理念は「⁠人材重視」「⁠喜ばれる企業」、2030年ビジョンは「⁠Innovative quality company -新たな価値を創造し続ける-」です。第15次中期経営計画は生産台数の減少や原材料価格の高騰で収益面に課題が残ったとし、第16次中期経営計画(⁠2027年3月期〜)で「⁠“稼ぐ力”を取り戻す」を方針に、営業利益率5.0%を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら豊田自動織機、時間のゆとりを取るならテイ・エス テック。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい豊田自動織機。

よくある質問

豊田自動織機とテイ・エス テックはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、テイ・エス テックが約609万円。豊田自動織機のほうが約97万円高い。
豊田自動織機とテイ・エス テックはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、テイ・エス テックが16.1時間。テイ・エス テックのほうが月8.2時間少ない。
豊田自動織機とテイ・エス テックはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、テイ・エス テックが66.6点で、豊田自動織機が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく