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アイカ工業の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、アイカ工業の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. アイカ工業はどんな会社か

アイカ工業は、接着剤や塗り床材・仕上塗材などの化成品と、メラミン化粧板や化粧合板、不燃化粧材などの建装建材をつくる会社です。1936年に愛知時計電機から航空機用点火栓や接着剤などの事業を引き継ぎ、愛知化学工業として設立されました。

いまの状況:社是は「⁠挑戦と創造」、経営理念は「⁠共生の理念のもと、たえざる革新により新しい価値を創造し、社会に貢献していく」です。

転機:1974年 合弁でインドネシアに会社をつくります/2011〜2024年 インド、シンガポール、ベトナム、台湾、タイ、中国、マレーシアの会社を設立・買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2,518億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中48位。
売上に対する経常利益の割合12.0%業界中央値7.6%より4.4ポイント高い。
売上の4年の伸び1.17倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)1,287人4年で1.06倍。
30歳換算年収約643万円業界中央値は約505万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはアイカ工業の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 接着剤とメラミン化粧板が事業の出発点です。
  • 社員の多くが化成品の事業にいます。
  • 2010年代以降、アジアで多くの会社を買収してきました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

アイカ工業株式会社は、化成品、建装建材の製造及び販売を主力とする会社。上場260社の中で売上48位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠挑戦と創造」「⁠経営方針」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

アイカ工業ニチアスミズノエフピコ
売上高2,518億円2,519億円2,590億円2,405億円
利益率12.0%15.6%9.3%9.1%
4年の売上の伸び1.17倍1.16倍1.50倍1.23倍
30歳換算年収643万円600万円569万円582万円
月の残業未公表12.5時間6.7時間6.3時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

<人的資本経営に関する基本方針>当社では持続的成長を支える根幹は人的資本にあるとの認識のもと、当社ならではのビジネス課題へ対応できる人材の育成・採用に取り組みます。エンゲージメントの高い多様な人材で構成されたイノベーションを生み出す組織基盤を構築します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・グローバル・挑戦・品質

会社自身が挙げているリスク

世界経済の変動、市場ニーズ・顧客ニーズの変化、特定の事業分野への依存度、企業買収等の資本提携、主要原材料の価格変動、供給不足、製品・サービスの品質、製造物責任。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 化成品:3,166人(⁠60%)
  • 建装建材:2,069人(⁠40%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠挑戦と創造」「⁠経営方針」。
当社の課題は
会社自身は「⁠世界経済の変動」「⁠市場ニーズ・顧客ニーズの変化」「⁠特定の事業分野への依存度」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠挑戦と創造」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠世界経済の変動」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い