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住友ベークライトとアイカ工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。化学メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は住友ベークライトが約568万円、アイカ工業が約643万円。アイカ工業のほうが約75万円高い。
  • 売上高は住友ベークライトが3,199億円、アイカ工業が2,518億円で、規模は近い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は住友ベークライトが66.6点、アイカ工業が69.2点で、アイカ工業が上回る。

数字で比べる

住友ベークライトアイカ工業
働きやすさの点数66.6点(⁠A)69.2点(⁠A+)
平均年収817万円(⁠46.7歳)817万円(⁠41歳)
30歳換算年収約568万円約643万円
月の平均残業9.2時間未公表
有給取得率未公表71.7%
平均勤続年数20.9年15.1年
売上高3,199億円2,518億円
売上に対する利益の割合12.1%(⁠税引前利益)12.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.22倍1.17倍
従業員数(⁠単体)1,684人1,287人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

住友ベークライト

住友ベークライトは、半導体封止用のエポキシ樹脂成形材料などの半導体関連材料、工業用樹脂・成形品などの高機能プラスチック、医療機器などのクオリティオブライフ関連製品をつくる会社です。1955年に日本ベークライトと住友化工材工業が合併してできました。

売上高は約3,199億円です。事業は、半導体関連材料、高機能プラスチック(⁠工業用樹脂、成形材料、積層板、航空機部品など)、クオリティオブライフ関連製品の3つです。

アイカ工業

アイカ工業は、接着剤や塗り床材・仕上塗材などの化成品と、メラミン化粧板や化粧合板、不燃化粧材などの建装建材をつくる会社です。1936年に愛知時計電機から航空機用点火栓や接着剤などの事業を引き継ぎ、愛知化学工業として設立されました。

売上高は約2,518億円です。事業は、化成品(⁠外装・内装仕上塗材、塗り床材、各種接着剤、有機微粒子など)と建装建材(⁠メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、カウンター、押出成形セメント板など)の2つです。

歴史の違い

住友ベークライト

  1. 1932年三共からフェノール系合成樹脂事業を引き継ぎ、日本ベークライトを設立します。
  2. 1955年日本ベークライトと住友化工材工業が合併し、住友ベークライトになります。
  3. 2000〜2005年米国のフェノール樹脂事業、Goodrich社の電子材料研究部門、欧州の会社などを買収します。
  4. 2020〜2021年川澄化学工業(⁠今のSBカワスミ)を完全子会社にし、医療機器事業を移します。

アイカ工業

  1. 1936年愛知時計電機から航空機用点火栓、安全硝子、接着剤の事業を引き継ぎ、愛知化学工業を設立します。
  2. 1960年メラミン化粧板の生産を始めます。
  3. 1966年社名をアイカ工業に変えます。
  4. 1974年合弁でインドネシアに会社をつくります。

いま何に賭けているか

住友ベークライト

中期方針は「⁠“ニッチ&トップシェア”を目指し、価値創造につながるポートフォリオ改革に挑戦する」です。2030年に事業利益550億円、事業利益率13%、ROE10%を目指しています。先端半導体用材料の分野では、AIや次世代通信技術に対応した製品に取り組むとしています。

アイカ工業

社是は「⁠挑戦と創造」、経営理念は「⁠共生の理念のもと、たえざる革新により新しい価値を創造し、社会に貢献していく」です。経営方針に「⁠化学とデザイン」「⁠グループシナジー」「⁠No.1」「⁠グローバル」などを掲げています。会社は、インドなど一部地域では高い成長が期待されるとしています。

よくある質問

住友ベークライトとアイカ工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は住友ベークライトが約568万円、アイカ工業が約643万円。アイカ工業のほうが約75万円高い。
住友ベークライトとアイカ工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は住友ベークライトが66.6点、アイカ工業が69.2点で、アイカ工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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