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上組の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、上組の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 上組はどんな会社か

上組は、港湾荷役やコンテナターミナル運営などの港湾運送、倉庫、トラック輸送、国際輸送を手がける物流会社です。1867年の神戸港開港時に、税関に出入りする貨物の運搬を請け負う「⁠神戸浜仲」として創業しました。

いまの状況:10年後のありたい姿「⁠長期ビジョン2035」で、「⁠日本と世界で物流の未来をデザインする総合物流カンパニー」を目指し、連結営業収益4,500億円を財務目標にしています。

転機:1965年 上組土建と合併し、株式会社上組になります/2010〜2025年 海外事業本部と飼料・穀物事業本部を開設し、SAURASHTRA FREIGHTの株式を取得します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2,948億円運輸・郵便業の上場111社中36位。
売上に対する経常利益の割合13.8%業界中央値7.1%より6.7ポイント高い。
売上の4年の伸び1.13倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)3,633人4年で0.98倍。
30歳換算年収約547万円業界中央値は約517万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは上組の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 神戸港の開港と同時に創業した、港湾運送を基盤とする会社です。
  • 港湾・物流のほか、重量建設機工事業も営んでいます。
  • 酒類の製造販売(⁠岩川醸造)や農産物の生産販売など、物流以外の事業も持っています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社 上組は、物流サービス事業を主力とする会社。上場111社の中で売上36位の中堅。稼ぎ方は「⁠人やモノを運び、運賃で稼ぐ型」。今は「⁠長期ビジョン2035」「⁠中期経営計画2030」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

上組三井倉庫ホールディングス京浜急行電鉄相鉄ホールディングス
売上高2,948億円2,995億円3,042億円3,076億円
利益率13.8%7.1%9.5%11.6%
4年の売上の伸び1.13倍0.99倍1.15倍1.42倍
30歳換算年収547万円648万円582万円679万円
月の残業未公表未公表未公表未公表

比べた4社の中で利益率が最も高い。

求める人物像

この実現に向け、経営戦略と連動した人材の「⁠量」および「⁠質」を担保すべく、人材戦略の基本方針として「⁠人材ポートフォリオ経営」と「⁠全社最適の人材マネジメントへの転換」を推進します。これまで当社グループの強みであった各支店や現場における「⁠部分最適」な人材運用を活かしつつ、グループ全体のシナジーを最大化する「⁠全社最適」の視点を取り入れた人事制度・運用の構築を進めます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・現場・自律・安全・変革

会社自身が挙げているリスク

輸出入貨物の取扱いにおける影響、環境問題の影響、事故及び自然災害などによる影響、固定資産の減損による影響、退職給付債務による影響。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠長期ビジョン2035」「⁠中期経営計画2030」。事業の柱は物流事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠輸出入貨物の取扱いにおける影響」「⁠環境問題の影響」「⁠事故及び自然災害などによる影響」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠長期ビジョン2035」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年2月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠輸出入貨物の取扱いにおける影響」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い