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蝶理の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、蝶理の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 蝶理はどんな会社か

蝶理は、繊維、化学品、機械などを扱う商社です。東レの連結子会社です。1861年に京都・西陣で生糸問屋として創業し、1948年に蝶理株式会社を設立しました。

いまの状況:ありたい姿は「⁠選ばれ続ける商社 新地図を拓き、価値を創り、未来を紡ぐ」です。

転機:2004〜2005年 東レの連結子会社になり、中国内販権・貿易権を持つ日本商社第一号の現地法人をつくります/2013〜2021年 ミヤコ化学、アサダユウ、小桜商会、スミテックス・インターナショナルなどを子会社にします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2,993億円卸売・小売業の上場600社中108位。
売上に対する経常利益の割合4.7%業界中央値3.5%より1.2ポイント高い。
売上の4年の伸び1.05倍業界中央値は1.25倍。
従業員数(⁠単体)391人4年で1.15倍。
30歳換算年収約839万円業界中央値は約471万円。
月の平均残業15.7時間業界中央値は12.7時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは蝶理の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 生糸問屋から始まり、今も社員の半数以上が繊維事業にいます。
  • 1961年に中国から友好商社第一号に指定されました。
  • 1953年に東洋レーヨンのウーリーナイロンの一手販売を始め、合繊業界での地位の基礎を築きました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

蝶理株式会社は、上場600社の中で売上108位の中堅。稼ぎ方は「⁠メーカーと買い手の間に立ち、仕入れて売る差額で稼ぐ専門商社・卸の型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

蝶理シナネンホールディングスコロワイド(⁠株)マルイチ産商
売上高2,993億円2,988億円3,001億円2,971億円
利益率4.7%(⁠経常)1.8%(⁠経常)2.2%(⁠税引前)1.0%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.05倍1.03倍1.71倍1.25倍
30歳換算年収839万円555万円496万円517万円
月の残業15.7時間未公表未公表26.3時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

中期経営計画「⁠Chori Innovation Plan 2025」では、人材に関する戦略として、人的資本投資、エンゲージメント向上、健康経営の推進の3つを掲げています。1 人的資本投資 a. 人材育成以下のi~viの行動・資質が重要と考え、これらを具備できるように多様な業務経験と成長機会を従業員に提供し、役割に応じた研修を実施します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・専門性・グローバル・変革

会社自身が挙げているリスク

優先対応、対応策・活動計画決定・それぞれ、審議・報告。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠優先対応」「⁠対応策・活動計画決定・それぞれ」「⁠審議・報告」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠選ばれ続ける商社 新地図を拓き、価値を創り、未来を紡ぐ」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠優先対応」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い