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阪急阪神ホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、阪急阪神ホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 阪急阪神ホールディングスはどんな会社か

阪急阪神ホールディングスは、阪急電鉄と阪神電気鉄道を中心とする関西の鉄道グループの持株会社です。沿線の住宅・商業施設の開発に加え、阪神タイガースと宝塚歌劇、旅行の阪急交通社、国際輸送の阪急阪神エクスプレスまで手がけています。

いまの状況:都市交通、不動産、エンタテインメント、情報・通信、旅行、国際輸送の6事業を主要領域とし、持株会社の下で5つの中核会社がグループの成長を目指しています。

転機:2005〜2006年 純粋持株会社の阪急ホールディングスに移行し、2006年に阪神電気鉄道と経営統合して阪急阪神ホールディングスになります/2008年 阪急西宮ガーデンズを開業します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.20兆円運輸・郵便業の上場111社中13位。
売上に対する経常利益の割合10.3%業界中央値7.1%より3.2ポイント高い。
売上の4年の伸び1.61倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)241人4年で1.18倍。
30歳換算年収約702万円業界中央値は約517万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは阪急阪神ホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 鉄道の開業(⁠1910年)と同時に沿線の住宅地分譲を始め、宝塚新温泉(⁠1911年)、ターミナルの百貨店(⁠1929年)へと広げました。会社は、鉄道をベースに住宅・商業施設の開発からエンタテインメントまで、それまでになかったサービスを次々と提供してきたと書いています。
  • エンタテインメント事業に、阪神タイガース(⁠阪神電気鉄道の子会社)と宝塚歌劇(⁠阪急電鉄のステージ事業)の両方を持っています。
  • 鉄道会社のグループでありながら、国際輸送(⁠阪急阪神エクスプレス、社員約3,200人)と旅行(⁠阪急交通社)を中核事業に持っています。阪急百貨店と阪神百貨店は、2007年に統合してエイチ・ツー・オー リテイリングになりました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

阪急阪神ホールディングスは、上場111社の中で売上13位の中堅。稼ぎ方は「⁠人やモノを運び、運賃で稼ぐ型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

阪急阪神ホールディングス西日本高速道路東急川崎汽船
売上高1.20兆円1.28兆円1.09兆円1.02兆円
利益率10.3%0.6%10.7%10.7%
4年の売上の伸び1.61倍0.97倍1.24倍1.35倍
30歳換算年収702万円—695万円1,218万円
月の残業未公表未公表15.7時間7.5時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

当社グループは、「⁠長期経営構想」に基づき、各事業における持続的な成長および企業価値の向上を目指しており、その実現にあたり、人材が当社グループの成長の源泉であると位置づけています。こうした認識のもと、当社グループでは、多様かつ有能な人材を確保したうえで、成長分野をはじめとした有望領域に積極的に投入し、当社グループの成長を図るとともに、当社グループの将来を担う人材を計画的に育成していきます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・誠実・創造・安全

会社自身が挙げているリスク

感染症の流行、人権の尊重、業法による規制、人口減少等、地球環境問題への対応、事業環境の変化等。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
事業の柱は都市交通事業・不動産事業・エンタテインメント事業・情報・通信事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠感染症の流行」「⁠人権の尊重」「⁠業法による規制」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠感染症の流行」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い