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東日本旅客鉄道と阪急阪神ホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。鉄道の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東日本旅客鉄道が約662万円、阪急阪神ホールディングスが約702万円。阪急阪神ホールディングスのほうが約40万円高い。
  • 売上高は東日本旅客鉄道が3.08兆円、阪急阪神ホールディングスが1.20兆円で、東日本旅客鉄道が約2.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東日本旅客鉄道が11.4%、阪急阪神ホールディングスが10.3%で、差は小さい。

数字で比べる

東日本旅客鉄道阪急阪神ホールディングス
働きやすさの点数72.8点(⁠S-)64.1点(⁠A-)
平均年収819万円(⁠39.8歳)920万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約662万円約702万円
月の平均残業16.3時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19.1年17.5年
売上高3.08兆円1.20兆円
売上に対する利益の割合11.4%(⁠経常利益)10.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.56倍1.61倍
従業員数(⁠単体)39,598人241人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は東日本旅客鉄道が72.8点、阪急阪神ホールディングスが64.1点で、東日本旅客鉄道が上回る。

何で稼いでいるかの違い

東日本旅客鉄道

JR東日本は、関東と東北の1都16県で鉄道を走らせる、日本最大の鉄道会社です。国鉄の分割民営化で生まれ、今では駅ビル、ホテル、Suicaまで手がける「⁠駅を中心とした生活の会社」になっています。

売上高は約3.1兆円で、運輸業で国内1位です。お金の中心は鉄道の運賃で、首都圏の通勤・通学と、東北・上越・北陸などの新幹線が大きな稼ぎ頭です。駅は1,632、線路の長さは約7,300kmにのぼります。

阪急阪神ホールディングス

阪急阪神ホールディングスは、阪急電鉄と阪神電気鉄道を中心とする関西の鉄道グループの持株会社です。沿線の住宅・商業施設の開発に加え、阪神タイガースと宝塚歌劇、旅行の阪急交通社、国際輸送の阪急阪神エクスプレスまで手がけています。

売上高は約1.20兆円です。事業は、都市交通(⁠鉄道、バス、タクシー、駅ナカ)、不動産(⁠賃貸、住宅、ホテル、海外)、エンタテインメント(⁠阪神タイガース、宝塚歌劇など)、情報・通信、旅行、国際輸送の6つです。

歴史の違い

東日本旅客鉄道

  1. 1987年国鉄の分割民営化で、JR東日本が生まれます。
  2. 1990年代駅ビル会社を次々につくり、山形・秋田新幹線、北陸新幹線(⁠長野まで)を開業します。
  3. 2002年国が持っていた株式をすべて売り終え、完全民営化します。
  4. 2000年代Suicaの事業を本格化し、交通系ICカードを「⁠財布」としても使えるようにしていきます。

阪急阪神ホールディングス

  1. 1907〜1911年前身の箕面有馬電気軌道が設立され、宝塚線・箕面線の開業と同時に池田室町で住宅地の分譲を始め、宝塚新温泉も開業します。
  2. 1929年梅田阪急ビルが竣工し、阪急百貨店が開業します。
  3. 1943〜1949年京阪電気鉄道と合併して京阪神急行電鉄になり、1949年に京阪を再び分離します。
  4. 2005〜2006年純粋持株会社の阪急ホールディングスに移行し、2006年に阪神電気鉄道と経営統合して阪急阪神ホールディングスになります。

いま何に賭けているか

東日本旅客鉄道

グループ経営ビジョン「⁠勇翔2034」で、鉄道を中心とした「⁠モビリティ」と、駅ビルや不動産などの「⁠生活ソリューション」の二つの軸を伸ばすとしています。高輪ゲートウェイシティの開発のように、この二軸を持つ強みを生かし、2031年度に営業収益4.3兆円程度、2034年度に5兆円を目指しています。

阪急阪神ホールディングス

都市交通、不動産、エンタテインメント、情報・通信、旅行、国際輸送の6事業を主要領域とし、持株会社の下で5つの中核会社がグループの成長を目指しています。グループ経営理念の使命は「⁠『⁠安心・快適』、そして『⁠夢・感動』をお届けすることで、お客様の喜びを実現し、社会に貢献します。」です。

よくある質問

東日本旅客鉄道と阪急阪神ホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東日本旅客鉄道が約662万円、阪急阪神ホールディングスが約702万円。阪急阪神ホールディングスのほうが約40万円高い。
東日本旅客鉄道と阪急阪神ホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東日本旅客鉄道が72.8点、阪急阪神ホールディングスが64.1点で、東日本旅客鉄道が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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