生活・衛生サービス
人材・警備・生活サービス・印刷の業界・2社:ダスキン・トーカイ
この業界の稼ぎ方の基本
- 生活・衛生サービスの会社は、清掃用品や寝具・リネン、介護用品などを「レンタル」して、定期的に交換・回収するモデルで稼ぎます。
- ダスキンは清掃用品のレンタルとミスタードーナツをフランチャイズで展開し、トーカイは病院・介護施設向けのリネンや介護用品のレンタル、調剤薬局を持っています。
会社を見分ける軸
- 利益率(経常利益):ダスキン約6.7%、トーカイ約6.3%です。
- 何が利益を生むか:ダスキンは売上の約38%のフードグループ(利益率約15%)が利益の柱です。トーカイは健康生活サービス(約10%)が中心で、調剤サービスは約4%です。
各社はどんな会社か
ダスキンは、ダストコントロール商品のレンタルを中心とする訪販グループと、「ミスタードーナツ」を展開するフードグループの事業を、フランチャイズ方式を中心に営む会社です。1963年に鈴木清一が「祈りの経営」の理念のもと、大阪でサニクリーンとして設立しました。
尖ったところ水を使わずに掃除ができるダストコントロール商品のレンタルから始まった会社で、「ミスタードーナツ」も展開しています。売上の約38%のフードグループの利益率(約15%)が、訪販グループ(約5.1%)より高くなっています。
トーカイは、病院・介護施設向けの寝具・リネンのレンタル、介護用品のレンタル、病院給食、調剤薬局「たんぽぽ薬局」、清掃用品のレンタル「リースキン」などを手がける会社です。1955年に寝具のレンタル会社、東海綿業として岐阜市で設立されました。
尖ったところ貸布団業から出発し、病院・介護施設のリネン、介護用品、調剤薬局、給食まで、「清潔と健康」をテーマに医療・介護の現場を裏側から支える事業を一社で持っています。
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付録:数字で比べる
ひと目でわかる違い
- 30歳換算年収が最も高いのはダスキン(約550万円)。
- 利益率が最も高いのはダスキン(6.7%)。
- 売上の伸びが最も大きいのはトーカイ(1.29倍)。
| ダスキン | トーカイ |
|---|
| 働きやすさの点数 | 68点(A+) | 44.9点(C) |
| 平均年収 | 781万円(46.1歳) | 551万円(41.3歳) |
| 30歳換算年収 | 約550万円 | 約431万円 |
| 月の平均残業 | 6.9時間 | 未公表 |
| 有給取得率 | 未公表 | 未公表 |
| 平均勤続年数 | 18.2年 | 10.7年 |
| 売上高 | 1,946億円 | 1,597億円 |
| 売上に対する利益の割合 | 6.7%(経常利益) | 6.3%(経常利益) |
| 売上の4年の伸び | 1.19倍 | 1.29倍 |
| 従業員数(単体) | 1,964人 | 2,007人 |
点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(平均年収÷1.022^(平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。