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ふくおかフィナンシャルグループとあおぞら銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。銀行グループ(⁠地銀・信託ほか)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はふくおかフィナンシャルグループが約645万円、あおぞら銀行が約675万円。あおぞら銀行のほうが約30万円高い。
  • 売上高はふくおかフィナンシャルグループが6,212億円、あおぞら銀行が2,423億円で、ふくおかフィナンシャルグループが約2.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はふくおかフィナンシャルグループが19.4%、あおぞら銀行が11.2%で、ふくおかフィナンシャルグループのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ふくおかフィナンシャルグループあおぞら銀行
働きやすさの点数54.4点(⁠B)69点(A+)
平均年収779万円(⁠38.7歳)928万円(⁠44.6歳)
30歳換算年収約645万円約675万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数10.8年16.6年
売上高6,212億円2,423億円
売上に対する利益の割合19.4%(⁠経常利益)11.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.22倍1.80倍
従業員数(⁠単体)328人1,928人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはふくおかフィナンシャルグループが2.22倍、あおぞら銀行が1.80倍で、勢いはふくおかフィナンシャルグループが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はふくおかフィナンシャルグループが54.4点、あおぞら銀行が69点で、あおぞら銀行が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ふくおかフィナンシャルグループ

ふくおかフィナンシャルグループは、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行、デジタルバンクのみんなの銀行などを持つ、九州を地盤とする地域金融グループの持株会社です。2007年に福岡銀行と熊本ファミリー銀行が共同で設立しました。

報告セグメントは銀行業務のみで、傘下の5つの銀行が預金・貸出・為替などを行っています。

あおぞら銀行

あおぞら銀行は、法人向けの貸出や有価証券投資を中心に、信託、投資運用、M&Aアドバイザリー、ベンチャーキャピタル、債権回収などを手がける銀行です。1957年に長期信用銀行の日本不動産銀行として設立され、日本債券信用銀行を経て、2001年に今の行名になりました。

銀行業とその他事業(⁠信託、投資運用、M&Aアドバイザリー、債権回収など)で事業を行っており、セグメント別の売上・利益は、この表には載っていません。

この業界の稼ぎ方の基本

  • このグループには、県を地盤とする地方銀行(⁠千葉、群馬、八十二長野、七十七、北洋、大垣共立)とその持株会社(⁠ふくおか、横浜、山口)、ノンバンク事業を多く持つSBI新生銀行、ATMが中核のセブン銀行、信託の三井住友トラスト、インターネット銀行の楽天銀行と、形の違う銀行が並んでいます。
  • 地方銀行では、県を越えた経営統合や提携が進んでいます。群馬銀行は第四北越フィナンシャルグループと経営統合し、八十二長野銀行は静岡銀行・山梨中央銀行と提携しています。

会社を見分ける軸

  • 利益率(⁠すべて経常利益):楽天銀行約40.3%、七十七銀行約37.2%、群馬銀行約32.0%、横浜フィナンシャルグループ約31.6%、千葉銀行約31.2%、八十二長野銀行約26.7%、ふくおかフィナンシャルグループ約19.4%、山口フィナンシャルグループ約17.2%、北洋銀行約15.9%、SBI新生銀行約15.9%、セブン銀行約13.7%、三井住友トラストグループ約13.5%、大垣共立銀行約12.5%です。銀行の「⁠売上」は経常収益です。このほか、あおぞら銀行約11.2%(⁠経常利益)です。
  • 店舗の形:楽天銀行は店舗を持たないインターネット銀行、セブン銀行はセブン-イレブンなどのATMネットワークが中心です。

歴史の違い

ふくおかフィナンシャルグループ

  1. 2007年福岡銀行と熊本ファミリー銀行が共同で設立し、親和銀行も子会社にします。
  2. 2019年十八銀行を株式交換で完全子会社にします。
  3. 2020年親和銀行と十八銀行が合併し、十八親和銀行が発足します。
  4. 2021年みんなの銀行がサービスを始めます。

あおぞら銀行

  1. 1957年長期信用銀行法に基づき、日本不動産銀行として設立します。
  2. 1977年行名を日本債券信用銀行に変えます。
  3. 1998年特別公的管理が始まり、上場が廃止されます。
  4. 2001年行名をあおぞら銀行に変えます。

いま何に賭けているか

ふくおかフィナンシャルグループ

目指す社会は「⁠経済的・物質的・精神的にゆたかな地域社会」です。2025年度に10年間の「⁠長期戦略」を策定し、その第1ステージの第8次中期経営計画(⁠2025年4月~2028年3月)で、GXやスタートアップなど九州の成長分野への融資・投資や、みんなの銀行などのデジタルビジネスを強化しています。

あおぞら銀行

ミッションは「⁠新たな金融の付加価値を創造し、社会の発展に貢献する」です。「⁠ユニークで専門性の高い金融サービスを提供する」などを行動指針にし、2024年には大和証券グループ本社と資本業務提携を結びました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいふくおかフィナンシャルグループ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いふくおかフィナンシャルグループのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ふくおかフィナンシャルグループとあおぞら銀行はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はふくおかフィナンシャルグループが約645万円、あおぞら銀行が約675万円。あおぞら銀行のほうが約30万円高い。
ふくおかフィナンシャルグループとあおぞら銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はふくおかフィナンシャルグループが54.4点、あおぞら銀行が69点で、あおぞら銀行が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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