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KDDIの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、KDDIの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. KDDIはどんな会社か

KDDIは、携帯電話の「⁠au」「⁠UQ mobile」「⁠povo」を提供する大手通信会社です。NTTの独占だった通信の世界に、民間から挑戦するためにつくられた会社(⁠第二電電)が出発点です。今は通信に加え、金融、エネルギー、法人向けのDX支援にも力を入れています。

いまの状況:2026年5月に中期経営戦略「⁠Power-to-Connect 2028」を発表しました。

転機:2001年 社名をKDDIに変え、セルラー電話会社をまとめた「⁠エーユー」と合併します/2000年代〜 UQコミュニケーションズ、J:COM、ビッグローブなどをグループに加え、通信と生活サービスを組み合わせていきます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高6.07兆円情報通信業の上場580社中4位。
売上に対する税引前利益の割合18.4%業界中央値8.9%より9.5ポイント高い。
売上の4年の伸び1.11倍業界中央値は1.45倍。
従業員数(⁠単体)9,891人4年で0.95倍。
30歳換算年収約804万円業界中央値は約549万円。
月の平均残業16.2時間業界中央値は14.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはKDDIの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 税引前利益率は約18.4%で、情報通信業の中央値(⁠約8.9%)の2倍です。社員約7.3万人のうち、法人向けのビジネス事業が約4万人と、個人向けのパーソナル事業(⁠約3万人)より多い構成です。
  • NTTの独占だった通信に民間から参入するため、1984年に第二電電企画として生まれ、2000年に国際通信のKDD、携帯電話の日本移動通信と合併しました。京セラとは研究所を共同で持っていた歴史があります。
  • 2026年5月の中期経営戦略「⁠Power-to-Connect 2028」で、会社はAIが急速に「⁠同質化」し、AIに壊されにくい価値が差別化になると書いています。そのうえで、企業向けの「⁠AI労働力」と暮らし向けの「⁠AI生活力」を新事業の軸にしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

KDDI株式会社は、ビジネス事業を主力とする会社。上場580社の中で売上4位の大手。今は「⁠サステナビリティ経営」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

KDDIソフトバンクソフトバンクグループNTT
売上高6.07兆円7.04兆円7.80兆円14.41兆円
利益率18.4%13.2%78.7%11.0%
4年の売上の伸び1.11倍1.24倍1.25倍1.19倍
30歳換算年収804万円671万円1,034万円824万円
月の残業16.2時間22.3時間未公表未公表

求める人物像

[人的資本経営の現在地] 2022年度に「⁠プロ人財を創り、育てる」をコンセプトとしたKDDI版ジョブ型人事制度を全社導入し、年功的な処遇を抜本的に見直しました。制度導入による意識改革と併せ、通信を核とした注力領域の拡大を牽引する高い専門性を持つプロ人財の育成・獲得基盤の構築を進めてきました。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・挑戦・専門性・変革

会社自身が挙げているリスク

通信の秘密及び顧客情報の不適切な取り扱いや流出、及び、通信障害・自然災害・事故等、公的規制、訴訟・特許、人材の確保・育成・労務管理、減損会計。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • パーソナル:29,753人(⁠43%)
  • ビジネス:39,707人(⁠57%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠サステナビリティ経営」。事業の柱はパーソナル事業・ビジネス事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠通信の秘密及び顧客情報の不適切な取り扱いや流出、及び」「⁠通信障害・自然災害・事故等」「⁠公的規制」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Power-to-Connect 2028」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠通信の秘密及び顧客情報の不適切な取り扱いや流出、及び」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い