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ヒューリックの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ヒューリックの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ヒューリックはどんな会社か

ヒューリックは、東京23区の駅近を中心にオフィスなどの賃貸ビルを持ち、不動産の賃貸・開発・売買を行う会社です。保険代理店、ホテル・旅館(⁠ヒューリックふふなど)、こども教育(⁠リソー教育)なども持っています。1957年に東京・日本橋で日本橋興業として設立され、2007年に今の社名になりました。

いまの状況:2025年12月期の経常利益は1,729億円で、前の計画の2029年目標(⁠1,800億円)を3年前倒しで達成する目途がたったため、新・中長期経営計画(⁠2026〜2036年)を策定しました。

転機:2012〜2015年 昭栄と合併し、リート投資法人を設立します/2018〜2025年 ヒューリックふふ、日本ビューホテル、リソー教育、レーサムなどを子会社にします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7,274億円不動産・物品賃貸業の上場137社中10位。
売上に対する経常利益の割合23.8%業界中央値8.8%より15.0ポイント高い。
売上の4年の伸び1.63倍業界中央値は1.41倍。
従業員数(⁠単体)234人4年で1.24倍。
30歳換算年収約1,887万円業界中央値は約594万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはヒューリックの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員約3,500人で経常利益は約1,729億円です。平均年収は約2,295万円です。
  • オフィス比率を50%以下にする目標を掲げ、ホテル・旅館、こども教育、データセンターなど不動産以外の事業も取り込んでいます。
  • 旧富士銀行の保険代理店業務を引き継いだ歴史があり、今も保険事業を持っています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

ヒューリックは、上場137社の中で売上10位の大手。稼ぎ方は「⁠顧客からの依頼ごとに作って納める受注型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ヒューリック芙蓉総合リースJA三井リース野村不動産ホールディング
売上高7,274億円7,887億円6,481億円9,425億円
利益率23.8%4.8%-19.8%13.2%
4年の売上の伸び1.63倍1.20倍1.41倍1.46倍
30歳換算年収1,887万円772万円—963万円
月の残業未公表18時間12.9時間未公表

比べた4社の中で利益率が最も高い。4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

その実現に向けて、当社は採用・人材育成に力を入れるとともに、多様なバックグランドやスキルをもった従業員が活躍できる環境整備に取り組んでおります。a. 採用、人材育成方針 環境変化に柔軟に対応できる組織を目指して、当社は多様な人材を採用しております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・専門性

会社自身が挙げているリスク

不動産賃貸事業、不動産価値の低下、開発・建替に伴う、不動産事業における投資判断、その他、不動産事業に付随する、有利子負債への依存。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 不動産事業:655人(⁠39%)
  • 保険事業:213人(⁠13%)
  • ホテル・旅館事業:817人(⁠48%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
事業の柱は不動産事業・保険事業・ホテル・旅館事業・こども教育事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠不動産賃貸事業」「⁠不動産価値の低下」「⁠開発・建替に伴う」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠不動産賃貸事業」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い