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森ビルとヒューリックの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合不動産の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 売上高は森ビルが4,111億円、ヒューリックが7,274億円で、ヒューリックが約1.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は森ビルが22.2%、ヒューリックが23.8%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数は森ビルが64点、ヒューリックが73.6点で、ヒューリックが上回る。

数字で比べる

森ビルヒューリック
働きやすさの点数64点(A-)73.6点(⁠S-)
平均年収—2,295万円(⁠39歳)
30歳換算年収—約1,887万円
月の平均残業11.8時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.4年7年
売上高4,111億円7,274億円
売上に対する利益の割合22.2%(⁠経常利益)23.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.68倍1.63倍
従業員数(⁠単体)1,579人234人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

森ビル

森ビルは、東京都港区を中心に、オフィス、住宅、商業施設、ホテル、文化施設などを組み合わせた「⁠ヒルズ」と呼ぶ複合都市を開発・運営する会社です。六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズなどを手がけ、上海環球金融中心など海外でも開発をしています。1959年に設立されました。

売上高は約4,111億円です。事業は、賃貸(⁠オフィス、住宅「⁠MORI LIVING」、商業施設の運営など)、分譲、施設営業(⁠ホテルなど)、海外の4つです。

ヒューリック

ヒューリックは、東京23区の駅近を中心にオフィスなどの賃貸ビルを持ち、不動産の賃貸・開発・売買を行う会社です。保険代理店、ホテル・旅館(⁠ヒューリックふふなど)、こども教育(⁠リソー教育)なども持っています。1957年に東京・日本橋で日本橋興業として設立され、2007年に今の社名になりました。

売上高は約7,274億円です。連結営業収益の約9割が不動産事業で、ほかに保険、ホテル・旅館、その他(⁠建築工事、こども教育など)があります。

歴史の違い

森ビル

  1. 1955〜1959年前身の森不動産を経て、森ビルを設立し、港区でオフィスビルの賃貸を始めます。
  2. 1978年「⁠ラフォーレ原宿」を開業し、商業施設事業に進出します。
  3. 1986年「⁠アークヒルズ」が竣工し、複合用途の都市再開発を進めます。
  4. 2003〜2008年「⁠六本木ヒルズ」「⁠表参道ヒルズ」、上海の「⁠上海環球金融中心」が竣工します。

ヒューリック

  1. 1957年不動産業務と保険代理店業務を目的に、日本橋興業を設立します。
  2. 1965年旧富士銀行(⁠今のみずほ銀行)の全国149店の保険代理店業務を引き継ぎます。
  3. 2007〜2008年社名をヒューリックに変え、東京証券取引所市場第一部に上場します。
  4. 2012〜2015年昭栄と合併し、リート投資法人を設立します。

いま何に賭けているか

森ビル

従来のディベロッパーの枠を超え、国内外で快適で豊かな都市をつくり育むことを目指し、「⁠安全・安心」「⁠環境・緑」「⁠文化・芸術」を3つのテーマに掲げています。会社によると、都心5区の大型オフィスの空室率は2026年3月末に2.22%に下がり、麻布台ヒルズや虎ノ門ヒルズの商業施設も好調でした。

ヒューリック

2025年12月期の経常利益は1,729億円で、前の計画の2029年目標(⁠1,800億円)を3年前倒しで達成する目途がたったため、新・中長期経営計画(⁠2026〜2036年)を策定しました。オフィス比率50%以下を目標にしつつ、都市型データセンターでトッププレイヤー(⁠2036年までに総IT容量100MW超)を目指すとしています。

よくある質問

森ビルとヒューリックはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は森ビルが64点、ヒューリックが73.6点で、ヒューリックが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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