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小野薬品工業の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、小野薬品工業の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 小野薬品工業はどんな会社か

小野薬品工業は、オンコロジー(⁠がん)領域の主力製品「⁠オプジーボ」を持つ製薬会社です。1717年に大阪・道修町で薬種仲買人として創業した長い歴史を持ち、2024年には米国のDeciphera Pharmaceuticalsを買収しました。

いまの状況:企業理念「⁠病気と苦痛に対する人間の闘いのために」のもと、「⁠グローバル スペシャリティ ファーマ」を目指しています。

転機:1998〜2014年 米国、英国、韓国、台湾に会社を設立します/2024年 米国のDeciphera Pharmaceuticalsを買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高5,158億円化学工業の上場247社中23位。
売上に対する税引前利益の割合18.0%業界中央値7.4%より10.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.43倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)3,396人4年で1.01倍。
30歳換算年収約812万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業21.9時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは小野薬品工業の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • オンコロジー領域の主力製品「⁠オプジーボ」は、パートナーのブリストル・マイヤーズ スクイブ社とともに、がん患者の長期生存に取り組むとしています。
  • 2024年に米国のDeciphera Pharmaceuticalsを買収し、同社とその子会社12社が医薬品の臨床開発・製造・販売を担っています。
  • 1717年創業と歴史は長く、1968年に「⁠プロスタグランディン」の化学合成に成功しました。事業ドメインの拡大として、ベンチャー投資やデジタルヘルスの子会社もつくっています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

小野薬品工業株式会社は、上場247社の中で売上23位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠病気と苦痛に対する人間の闘いのために」「⁠グローバル スペシャリティ ファーマ」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

小野薬品工業塩野義製薬協和キリンUBE
売上高5,158億円4,997億円4,968億円4,623億円
利益率18.0%(⁠税引前)47.8%(⁠税引前)17.6%(⁠税引前)8.1%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.43倍1.49倍1.41倍0.71倍
30歳換算年収812万円786万円754万円579万円
月の残業21.9時間12.7時間25.8時間17時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

部門横断的に経営基盤を支える横断人財は、大きく4つの人財カテゴリ:次世代経営人財、グローバル人財、デジタル人財、イノベーション人財に区分し、それぞれ採用・育成を進めています。次世代経営人財については、将来の経営幹部となりうる候補人財を4つの階層に分けて、研修や計画的なタフアサインメントなどを通じて育成しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・デジタル・イノベーション・挑戦

会社自身が挙げているリスク

新製品の開発、海外展開、特定の製品への依存、コンプライアンス、製品の品質管理、サプライチェーン。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠病気と苦痛に対する人間の闘いのために」「⁠グローバル スペシャリティ ファーマ」。
当社の課題は
会社自身は「⁠新製品の開発」「⁠海外展開」「⁠特定の製品への依存」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠病気と苦痛に対する人間の闘いのために」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠新製品の開発」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い