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大塚ホールディングスと小野薬品工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製薬の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大塚ホールディングスが約692万円、小野薬品工業が約812万円。小野薬品工業のほうが約120万円高い。
  • 売上高は大塚ホールディングスが2.47兆円、小野薬品工業が5,158億円で、大塚ホールディングスが約4.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は大塚ホールディングスが19.0%、小野薬品工業が18.0%で、差は小さい。

数字で比べる

大塚ホールディングス小野薬品工業
働きやすさの点数49.6点(⁠C)71.8点(⁠S-)
平均年収1,000万円(⁠46.9歳)1,094万円(⁠43.7歳)
30歳換算年収約692万円約812万円
月の平均残業未公表21.9時間
有給取得率未公表72.7%
平均勤続年数3.3年15.8年
売上高2.47兆円5,158億円
売上に対する利益の割合19.0%(⁠税引前利益)18.0%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.65倍1.43倍
従業員数(⁠単体)224人3,396人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは大塚ホールディングスが1.65倍、小野薬品工業が1.43倍で、勢いは大塚ホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は大塚ホールディングスが49.6点、小野薬品工業が71.8点で、小野薬品工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

大塚ホールディングス

大塚ホールディングスは、大塚製薬、大鵬薬品、大塚製薬工場、大塚食品などを束ねる持株会社です。医療用医薬品や輸液などの「⁠医療関連」と、医薬部外品・機能性食品・栄養補助食品などの「⁠ニュートラシューティカルズ関連」を2つのコア事業にしています。

売上高は約2.47兆円です。事業は、医療関連(⁠大塚製薬、大鵬薬品の医療用医薬品や、大塚製薬工場の臨床栄養)、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他(⁠倉庫・運送、液晶・分光、化学薬品など)に分かれています。

小野薬品工業

小野薬品工業は、オンコロジー(⁠がん)領域の主力製品「⁠オプジーボ」を持つ製薬会社です。1717年に大阪・道修町で薬種仲買人として創業した長い歴史を持ち、2024年には米国のDeciphera Pharmaceuticalsを買収しました。

売上高は約5,158億円です。事業は医薬品の単一セグメントで、医療用医薬品を主力分野とし、研究開発に特に力を入れています。

歴史の違い

大塚ホールディングス

  1. 2008年大塚製薬が株式移転で持株会社の大塚ホールディングスを設立し、大塚製薬工場を完全子会社にします。
  2. 2009年大鵬薬品と大塚化学を完全子会社にし、グループを持株会社の下にまとめます。
  3. 2010年東京証券取引所に上場します。
  4. 2013〜2018年アメリカのアステックス、アバニア、ビステラを買収し、カナダのデイヤフーズも買収します。

小野薬品工業

  1. 1717年初代小野市兵衞が大阪・道修町で薬種仲買人として創業します。
  2. 1947〜1949年医薬品製造部門の日本有機化工を設立し、小野薬品工業と改称して、製造販売を一本化します。
  3. 1968年生理活性物質「⁠プロスタグランディン」の化学合成に成功します。
  4. 1998〜2014年米国、英国、韓国、台湾に会社を設立します。

いま何に賭けているか

大塚ホールディングス

2024〜2028年度の第4次中期経営計画を「⁠新規事業の拡大と次世代の成長を生み出す投資を促進〜創造と成長の5年間〜」と位置づけています。LOE(⁠主力品の独占販売期間の終了)による調整局面を短くし、再び事業利益の2桁以上の成長に戻すことを目標にしています。2035年に向けては「⁠地球環境」「⁠女性の健康」「⁠少子高齢社会」を重点課題にしています。

小野薬品工業

企業理念「⁠病気と苦痛に対する人間の闘いのために」のもと、「⁠グローバル スペシャリティ ファーマ」を目指しています。4つの成長戦略は「⁠製品価値最大化〜患者本位の視点で〜」「⁠パイプラインの強化」「⁠グローバル事業の拡大と加速」「⁠事業ドメインの拡大」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい大塚ホールディングス。

よくある質問

大塚ホールディングスと小野薬品工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大塚ホールディングスが約692万円、小野薬品工業が約812万円。小野薬品工業のほうが約120万円高い。
大塚ホールディングスと小野薬品工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大塚ホールディングスが49.6点、小野薬品工業が71.8点で、小野薬品工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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