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DICの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、DICの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. DICはどんな会社か

DICは、印刷インキ、顔料、合成樹脂などをつくる化学メーカーです。1908年に東京・本所で川村インキ製造所として創業し、2008年に大日本インキ化学工業から今の社名に変わりました。約60か国で事業を展開しています。

いまの状況:経営ビジョンは「⁠彩りと快適を提供し、人と地球の未来をより良いものに -Color & Comfort-」です。

転機:1973年 性能を大きく高めたネマティック型液晶を開発し、電卓で採用されます/1986〜2021年 米国Sun Chemicalのグラフィックアーツ部門を買収し、2008年に社名をDICに変えます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.05兆円化学工業の上場247社中16位。
売上に対する経常利益の割合4.2%業界中央値7.4%より3.2ポイント低い。
売上の4年の伸び1.23倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)3,880人4年で1.05倍。
30歳換算年収約585万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業12.9時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはDICの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 印刷インキから始まった会社で、今は顔料や合成樹脂、電子材料まで手がけています。2021年にドイツBASF社の顔料事業を買収しました。
  • AIが社会のあらゆる仕組みと統合される社会を「⁠AI融合社会」と呼び、半導体、バッテリー、フィジカルAIの分野に素材を提供するとしています。
  • 1974年に高たん白らせん藻「⁠スピルリナ」を企業化し、健康食品事業にも参入しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

DIC株式会社は、上場247社の中で売上16位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠進取の精神」「⁠多様性の結集」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

DICエア・ウォーター中外製薬エーザイ
売上高1.05兆円1.07兆円1.26兆円8,254億円
利益率4.2%(⁠経常)-4.8%(⁠税引前)47.5%(⁠税引前)5.3%(⁠営業)
4年の売上の伸び1.23倍1.26倍1.26倍1.09倍
30歳換算年収585万円622万円1,041万円819万円
月の残業12.9時間15.3時間3.8時間19.6時間

求める人物像

イ.基本戦略 当社グループは人材に関する基本戦略として「⁠人的資本経営」を掲げています。当社は人材を、当社グループが経営戦略を実現する上での重要な「⁠資本」と位置づけ、多様な人材が集まり、その能力を最大限に発揮することが当社グループの競争力につながると考えています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:安全・成長・多様性・グローバル・自律

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠進取の精神」「⁠多様性の結集」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠DIC Vision 2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。

同業他社との違い