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HOYAの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、HOYAの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. HOYAはどんな会社か

HOYAは、メガネレンズやコンタクトレンズ、内視鏡などの医療機器(⁠ライフケア)と、半導体用のマスクブランクス・フォトマスクやハードディスク用ガラス基板(⁠情報・通信)を2本柱とする会社です。光学ガラスの製造から始まりました。

いまの状況:ライフケアと情報・通信の2分野を柱に、ライフケア事業と、半導体・HDD関連製品を成長ドライバーとしています。

転機:2007〜2011年 ペンタックスをTOBで連結子会社にして翌年吸収合併する一方、2009年にクリスタル事業を終え、2011年にPENTAXイメージング・システム事業をリコーに譲渡します/2012〜2017年 整形外科インプラント、セイコーエプソンのメガネレンズ事業、自動内視鏡洗浄装置のWASSENBURG、音声読み上げのReadSpeakerなどを次々に買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高9,477億円機械製造業の上場210社中10位。
売上に対する税引前利益の割合34.6%業界中央値9.6%より24.9ポイント高い。
売上の4年の伸び1.43倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)3,313人4年で1.10倍。
30歳換算年収約661万円業界中央値は約515万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはHOYAの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 市場が衰退期に入った事業からは撤退する「⁠ポートフォリオ経営」をとっています。創業期からのクリスタル事業(⁠2009年終了)、HDD用ガラスメディア製造(⁠2010年譲渡)、PENTAXイメージング・システム事業(⁠2011年譲渡)などを手放してきました。
  • ライフケアでは、若年層の視力低下や世界的な高齢化で視力矯正が必要な人口が増えていること、低侵襲医療の普及を、成長の背景として挙げています。
  • 事業部門に大幅に権限を委譲し、設備投資、事業提携、M&A、撤退・縮小の判断をタイムリーに行う方針です。1997年にカンパニー制を導入し、欧州・北米・アジアに地域本社を置いています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

HOYAは、ヘルスケア関連製品、メディカル関連製品、エレクトロニクス関連製品、映像関連製品の製造販売及びそれらに附帯する事業を主力とする会社。上場210社の中で売上10位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

HOYA荏原製作所オリンパス住友重機械工業
売上高9,477億円9,583億円1.01兆円1.07兆円
利益率34.6%(⁠税引前)11.6%(⁠税引前)9.3%(⁠税引前)4.4%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.43倍1.59倍1.35倍1.13倍
30歳換算年収661万円737万円740万円639万円
月の残業未公表23.7時間19.6時間18.5時間

求める人物像

a) 人材育成方針 HOYAグループは多様性を尊重して受け入れ、その「⁠違い」を積極的に活かすことで、変化し続けるビジネス環境や多様化する顧客ニーズに柔軟に対応し、ひいては企業価値の創造に繋がると考えています。ライフケア事業と情報・通信事業の更なる成長に向けて、多様な人材を採用するとともに、育成・活用していくことを人材戦略の要として位置づけています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル

会社自身が挙げているリスク

執行役への依存、国際情勢の影響、生産能力、情報管理、製品の品質、資材等の調達。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

当社の課題は
会社自身は「⁠執行役への依存」「⁠国際情勢の影響」「⁠生産能力」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 2025年11月の会社分割について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠執行役への依存」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い